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第1ドラフトレポート: 三田村 和弥(千葉)

第1ドラフトレポート: 三田村 和弥(千葉)

By Takamasa Sato


 リミテッド研究室・室長の三田村 和弥は現在4勝1敗。あと1勝で初日通過が確定という好成績だ。

三田村 和弥

 注目のドラフトピックを追ってみよう。


ドラフトパック1 (新たなるファイレクシア)

1:《尖塔の監視者/Spire Monitor(NPH)》
他の候補:《石弾化/Artillerize(NPH)》

 レア・アンコモンともに不作のパック。本来なら4~5手目のカードである2枚のうち、「不人気色だからやるつもりだった」青いカードをピック。

2:《尖塔の監視者/Spire Monitor(NPH)》
他の候補:《純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin(NPH)》

 単色に絞り、後半の爆弾カードに対する受けを広くするのが三田村流。《尖塔の監視者/Spire Monitor(NPH)》は瞬速があることからコンバットトリックとしても機能する良カード。

3:《突き刺しモズ/Impaler Shrike(NPH)》
他の候補:《はらわた撃ち/Gut Shot(NPH)》
4:《石弾化/Artillerize(NPH)》

 本来の順目で欲しかった火力をピック。

5:《侵害の魂喰い/Trespassing Souleater(NPH)》
6:《荒廃の工作員/Blighted Agent(NPH)》

 感染をするつもりはないが、青を枯らすという意味でのピック。

7:《マイコシンスの水源/Mycosynth Wellspring(NPH)》

 アドバンテージをとれ、事故も防げるカード。この順目でとれるのはおいしい。

8:《敗残のレオニン/Lost Leonin(NPH)》

 6手目でピックしている《荒廃の工作員/Blighted Agent(NPH)》と合わせて、一応感染にも渡りをつける。

9:《金切り声の猛禽/Shriek Raptor(NPH)》
10:《ロクソドンの改宗者/Loxodon Convert(NPH)》
11:《骨髄の破片/Marrow Shards(NPH)》
12:《炎生まれのバイロン/Flameborn Viron(NPH)》
13:《邪悪の気配/Evil Presence(NPH)》
14:《屑鉄場の斉射/Scrapyard Salvo(NPH)》


 1パック終了時点で青が確定。回避能力を生かしたビート戦略になりそうだ。


ドラフトパック2 (ミラディン包囲戦)

1:《皮羽根/Skinwing(MBS)》
他の候補:《火膨れ杖のシャーマン/Blisterstick Shaman(MBS)》

 初手としてはさびしいが、強力なカード。

2:《真鍮の従者/Brass Squire(MBS)》

 本来ここでとりたいカードではないが、これしかなかったとのこと。

3:《血清掻き/Serum Raker(MBS)》
他の候補:《圧壊/Crush(MBS)》《ゴブリンの戦煽り/Goblin Wardriver(MBS)》
4:《血清掻き/Serum Raker(MBS)》
他の候補:《ノーンの僧侶/Priests of Norn(MBS)》
5:《水銀の噴出/Quicksilver Geyser(MBS)》
他の候補:《ファイレクシアの憤怒鬼/Phyrexian Rager(MBS)》

 黒に進むこともできなくもなかったが、受けを広くする方を選択。

6:《突風掬い/Gust-Skimmer(MBS)》
7:《ミラディン人のスパイ/Mirran Spy(MBS)》
8:《突風掬い/Gust-Skimmer(MBS)》
9:《マイアの種父/Myr Sire(MBS)》
10:《形勢一変/Turn the Tide(MBS)》
11:《ゴブリンの戦煽り/Goblin Wardriver(MBS)》
12:《突風掬い/Gust-Skimmer(MBS)》

 まさかの3枚目。

13:《カルドーサの首謀者/Kuldotha Ringleader(MBS)》
14:《銀皮の鎧/Silverskin Armor(MBS)》

 パックそのものが弱い流れは変わらず。最後のパックのボムに期待する。


ドラフトパック3 (ミラディンの傷跡)

1:《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff(SOM)》
他の候補:《地平線の呪文爆弾/Horizon Spellbomb(SOM)》

 ちなみに、レアは《闇滑りの岸/Darkslick Shores(SOM)》。ボム、引けず。

2:《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》
他の候補:《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》

 ここで緑タッチにシフトするプランもあったが、2-2で《真鍮の従者/Brass Squire(MBS)》がとれていることからこちらをピック。

3:《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》
4:《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》
他の候補:《シルヴォクの模造品/Sylvok Replica(SOM)》
5:《屍百足/Necropede(SOM)》
他の候補:《冷静な反論/Stoic Rebuttal(SOM)》

 カウンターよりはアグロなカードを。

6:《鉄のマイア/Iron Myr(SOM)》
他の候補:《調和者隊の盾/Accorder's Shield(SOM)》
7:《正義の施行/Dispense Justice(SOM)》
他の候補:《ヴィダルケンのセルターチ/Vedalken Certarch(SOM)》《かき鳴らし鳥/Thrummingbird(SOM)》
8:《ヴァルショクの心臓焚き/Vulshok Heartstoker(SOM)》
他の候補:《飛行の呪文爆弾/Flight Spellbomb(SOM)》

 回避能力持ちと相性のいいクリーチャーをピック。

9:《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》
10:《剣爪のゴーレム/Saberclaw Golem(SOM)》
11:《よじれた映像/Twisted Image(SOM)》
12:《ゴブリンの小槌打ち/Goblin Gaveleer(SOM)》
13:《突撃のストロボ/Assault Strobe(SOM)》
14:《調和者隊の盾/Accorder's Shield(SOM)》

 三田村室長曰く「お友達ピック」。協調の成果が表れたところだろう。



 終わった瞬間の一言は「ヤバいよね」。

三田村 「1パック目と2パック目の3手目までが本当に弱かった。パックそのものがきつかった」

 確かに筆者が横で見ていて、「他の候補」を選べないほどの弱さだった。

三田村 「完成度は低いね。ボム(強力カード)への受けを広くしたのに、何も引かなかった」

 それでも、勝機があるとしたら。

三田村 「先手をとってビートとバウンスで押し込めれば、2勝1敗まではいける」

 先手カードの利点を生かして、目標達成なるか?

三田村 和弥
プロツアー・名古屋 第1ドラフト
12 《島/Island》
5 《山/Mountain》

-土地(17)-

1 《鉄のマイア/Iron Myr(SOM)》
3 《突風掬い/Gust-Skimmer(MBS)》
1 《ヴァルショクの心臓焚き/Vulshok Heartstoker(SOM)》
1 《侵害の魂喰い/Trespassing Souleater(NPH)》
1 《真鍮の従者/Brass Squire(MBS)》
2 《空長魚の群れ/Sky-Eel School(SOM)》
2 《血清掻き/Serum Raker(MBS)》
1 《突き刺しモズ/Impaler Shrike(NPH)》
1 《ルーメングリッドのドレイク/Lumengrid Drake(SOM)》
2 《尖塔の監視者/Spire Monitor(NPH)》

-クリーチャー(15)-
1 《調和者隊の盾/Accorder's Shield(SOM)》
1 《シルヴォクの生命杖/Sylvok Lifestaff(SOM)》
1 《形勢一変/Turn the Tide(MBS)》
1 《マイコシンスの水源/Mycosynth Wellspring(NPH)》
1 《大石弓/Heavy Arbalest(SOM)》
1 《石弾化/Artillerize(NPH)》
1 《水銀の噴出/Quicksilver Geyser(MBS)》
1 《皮羽根/Skinwing(MBS)》

-呪文(8)-


三田村 和弥

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