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【戦略記事】 『イニストラードを覆う影』リミテッドの手掛かりを探る――クイック・インタビュー

【戦略記事】 『イニストラードを覆う影』リミテッドの手掛かりを探る――クイック・インタビュー

By 矢吹 哲也

 『イニストラードを覆う影』発売より1週間、いよいよこの最新セットがグランプリの舞台に上がる。プロツアー『イニストラードを覆う影』を来週に控えたこの週末は、世界3ヵ所――アメリカ・アルバカーキ、スペイン・バルセロナ、そしてここ中国・北京にて、『イニストラードを覆う影』リミテッドのグランプリが開催されているのだ。

 そこで、いち早くこの環境に手をつけ海外グランプリに挑んだプレイヤーたちから、イニストラードに満ちた謎を解き明かすための手掛かりを得ることにしよう。

覚前 輝也の場合

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――『イニストラードを覆う影』リミテッドの第一印象は?

 強力なテンポ環境だなと思います。

――今回の環境のシールドのデッキ構築で、まず最初に確認したいことは?

 両面カード。

――シールド/ドラフトにおいて一番使いたい色や、色の組み合わせは?

 緑ですね。シールドもドラフトも緑。緑を使って、それに足りないところを他の色で補いたい。

――ドラフトにおけるトップ・コモン/アンコモン/レアをお答えください。

コモン:《孤独な狩人/Solitary Hunter(SOI)》。両面カードを取ることで緑を主張していきたい。

アンコモン:《薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter(SOI)》も良いけれど、《ウルヴェンワルドの謎/Ulvenwald Mysteries(SOI)》が一番かな。

レア:《大天使アヴァシン》。

原根 健太の場合

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――『イニストラードを覆う影』リミテッドの第一印象を教えてください。

 「変身」カードと緑の強さが光りますね。特に緑は、使うにしても使われるにしても意識しなければならないと思います。

――今回の環境のシールドのデッキ構築で、まず最初に確認したいことは?

 緑の「変身」カードや白の飛行クリーチャー、赤の除去など、デッキの核となるカードをピックアップしていって、それが多い色を選択します。

 青は強力なレアを引けないと選択しにくいので、そこから見ます。

――シールド/ドラフトにおいて一番使いたい色や、色の組み合わせは?

 シールドもドラフトも緑白。

――ドラフトにおけるトップ・コモン/アンコモン/レアをお答えください。

コモン:《信条の香炉/True-Faith Censer(SOI)》のような装備品。

アンコモン:《ファルケンラスの後継者/Heir of Falkenrath(SOI)》や《薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter(SOI)》のような強力な「変身」カード。

レア:《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn(SOI)》......と言いたいところですが、あれを取ると周りの敵意が集まるし......《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》がちょうどいいですね!

山本 賢太郎の場合

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――『イニストラードを覆う影』リミテッドの第一印象を教えてください。

 速い、緑が強い。

――今回の環境のシールドのデッキ構築で、まず最初に確認したいことは?

 やっぱりレアかな。なるべくレアを使えるように組む、という基本を大事に。

――シールド/ドラフトにおいて一番使いたい色や、色の組み合わせは?

 どっちも緑。緑さえしっかりしていれば、相方の色は何色でも問題ない。

――ドラフトにおけるトップ・コモン/アンコモン/レアをお答えください。

コモン:《狂気の一咬み/Rabid Bite(SOI)》

アンコモン:《薄暮見の徴募兵/Duskwatch Recruiter(SOI)》

レア:《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn(SOI)》

瀧村 和幸の場合

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――『イニストラードを覆う影』リミテッドの第一印象を教えてください。

 全体的なカードパワーが低めだなと。両面カードが強いため、そこの部分で格差を感じます。

――今回の環境のシールドのデッキ構築で、まず最初に確認したいことは?

 レアですね。さっきも言いましたがカード単体のパワーが低いので、強いレアを確認して、そこから構築を始めます。

――シールド/ドラフトにおいて一番使いたい色や、色の組み合わせは?

 緑一強。個人的には緑黒の「昂揚」を用いた組み合わせが楽しくて好きです。

――ドラフトにおけるトップ・コモン/アンコモン/レアをお答えください

コモン:《癇しゃく/Fiery Temper》

アンコモン:《ウルヴェンワルドの謎/Ulvenwald Mysteries(SOI)》

レア:《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn(SOI)》。「調査」を用いた戦略も好きなので、《不屈の追跡者/Tireless Tracker(SOI)》にも一票。


 前評判通り、緑の強さを挙げるプレイヤーが圧倒的に多い。他と一線を画する緑のクリーチャーの性能はこの環境のリミテッドを根幹から支えており、明日のドラフト・ラウンドでも多く目にすることだろう。だがこれだけ広く強いことが知られているということは、それを逆手に取った戦略も見られるかもしれない。果たして、新環境最初のグランプリを制するのは王道か異端か。明日もお楽しみに。

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