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【観戦記事】 第4回戦:市川 ユウキ(神奈川) vs. 佐藤 秋彦(東京)

【観戦記事】 第4回戦:市川 ユウキ(神奈川) vs. 佐藤 秋彦(東京)

By Sugiki, Takafumi

 グランプリ・千葉2015初日も第4回戦を迎え、3つの不戦勝を持つ、ゴールドやプラチナレベルのプレイヤー、そして殿堂顕彰者がプレイエリアに解き放たれる。ここでは、プラチナレベルの市川ユウキ(神奈川)をフィーチャーマッチに迎えた。対峙するは、《ラル・ザレック/Ral Zarek(DGM)》のコスチュームに身を包んだ佐藤 秋彦(東京)である。


市川 ユウキ vs. ラル・ザレック
ゲーム1

 ダイスロールの勝利で先手を得た佐藤は7枚をキープする。市川は初手を見ると少し考えてキープを選択し、ゲームがスタートした。

 お互いの立ち上がりは《森/Forest(KTK)》と《山/Mountain(KTK)》、続いて佐藤は《ナーリッドの群れ/Gnarlid Pack(WWK)》、市川は《巣の侵略者/Nest Invader(ROE)》を戦場に出す。それらが戦闘で相討ちになった後、佐藤は《内炎の点火者/Inner-Flame Igniter(LRW)》をプレイ。対する市川は後続を追加できず、《沼/Swamp(KTK)》をプレイするのみとなる。

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山本賢太郎のプレイヤー・カードをトークンとして使う市川

 佐藤が追加でプレイした《陰極器/Cathodion(MRD)》は市川が《四肢切断/Dismember(NPH)》で除去するも、《内炎の点火者/Inner-Flame Igniter(LRW)》の攻撃が淡々と市川のライフを蝕んでいく。

 佐藤はさらに《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》を戦場に出し、《内炎の点火者/Inner-Flame Igniter(LRW)》のパワーが賛美により3となる。ここまでで、市川のライフは13、対する佐藤は20のままだ。

 市川は盤面の均衡を保つため、《空に届くマンタ/Skyreach Manta(5DN)》を4/4でプレイする。対する佐藤は《内炎の点火者/Inner-Flame Igniter(LRW)》を《空に届くマンタ/Skyreach Manta(5DN)》と相討ちさせることができるため、その交換であれば十分と見て、攻撃に繰り出す。市川は何かで一方的に《空に届くマンタ/Skyreach Manta(5DN)》が討ち取られるリスクを避け、ここはブロックをしない。佐藤は、《内炎の点火者/Inner-Flame Igniter(LRW)》を1回パンプアップし、4点のダメージを通す。これで市川のライフは9だ。

 そして、佐藤の手札から放たれたのは、市川のそれを上回る、5/5サイズの《空に届くマンタ/Skyreach Manta(5DN)》。除去が無ければ万事休すとなるが、市川は《拘引/Arrest(RTR)》を手札に持っており、なんとか持ちこたえる。

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 市川はライフでは負けているものの《空に届くマンタ/Skyreach Manta(5DN)》を攻撃に繰り出す。ようやく佐藤に初めてのダメージを与え、これで佐藤のライフは16だ。

 佐藤は《内炎の点火者/Inner-Flame Igniter(LRW)》を攻撃に繰り出す。市川は、ブロックの宣言前に、《種のばら撒き/Scatter the Seeds(RAV)》で1/1トークンを3体戦場に出し、《内炎の点火者/Inner-Flame Igniter(LRW)》を3体でブロック。ようやく《内炎の点火者/Inner-Flame Igniter(LRW)》は墓地送りとなる。佐藤は追加で《ヴィーアシーノの殺戮士/Viashino Slaughtermaster(CON)》をプレイ。攻撃の手を緩めない。

 続く市川のターン。やはり《空に届くマンタ/Skyreach Manta(5DN)》で攻撃をし、佐藤のライフは12。だいぶライフレースも格好になってきた。

 しかし次のターン、佐藤は《部族の炎/Tribal Flames(TSB)》を市川に対してプレイした後、《スカルガンの火の鳥/Skarrgan Firebird(GPT)》をプレイ。

 《スカルガンの火の鳥/Skarrgan Firebird(GPT)》に対する回答を持たない市川は、すでに《拘引/Arrest(RTR)》で除去済みの《空に届くマンタ/Skyreach Manta(5DN)》に《天羅至の掌握/Terashi's Grasp(BOK)》をプレイしライフを回復するなど延命を図るも、《スカルガンの火の鳥/Skarrgan Firebird(GPT)》を除去できるカードは引けず、1ゲーム目は佐藤の勝利となった。

市川 0-1 佐藤

ゲーム2

ラル・ザレックのごとく稲妻と炎を操る佐藤 秋彦

 2ゲーム目は市川が先手。市川が能動的なアクションを何も起こせない中、佐藤は《陰極器/Cathodion(MRD)》、《細胞質の根の血族/Cytoplast Root-Kin(DIS)》と展開が良い。

 《陰極器/Cathodion(MRD)》を《四肢切断/Dismember(NPH)》で、《細胞質の根の血族/Cytoplast Root-Kin(DIS)》を《拘引/Arrest(RTR)》で除去する市川だが、《細胞質の根の血族/Cytoplast Root-Kin(DIS)》の移植能力は防げるわけではなく、《ヴィーアシーノの殺戮士/Viashino Slaughtermaster(CON)》が強化され、佐藤が押している展開だ。市川がブロッカーとして用意した《黙示録のハイドラ/Apocalypse Hydra(CON)》も《死の印/Deathmark(10E)》で除去され、《テゼレットの計略/Tezzeret's Gambit(NPH)》でカードを引きつつ《ヴィーアシーノの殺戮士/Viashino Slaughtermaster(CON)》をさらに強化する。

 市川は《恨み唸り/Spitebellows(MOR)》でなんとか《ヴィーアシーノの殺戮士/Viashino Slaughtermaster(CON)》を除去し戦場の均衡を保つも、佐藤は《稲妻/Lightning Bolt(LEB)》を市川にプレイしてから、またも《スカルガンの火の鳥/Skarrgan Firebird(GPT)》をプレイ。万事休すかと思われた市川がプレイしたのは、《全ては塵/All Is Dust(ROE)》。

 手札に《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth(ROE)》があり、そこまでつながればという市川だが、佐藤は《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》で攻撃してから《スカルガンの火の鳥/Skarrgan Firebird(GPT)》を回収。そして次のターンには狂喜つきでこれをプレイ。

 市川の10マナ目は残念ながらタップインの《ディミーアの水路/Dimir Aqueduct(RAV)》。その間に《スカルガンの火の鳥/Skarrgan Firebird(GPT)》が攻撃し、次のターン《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth(ROE)》をプレイはするも。《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》と狂喜の《スカルガンの火の鳥/Skarrgan Firebird(GPT)》を前に、市川のライフは残り7。

 佐藤が《ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus(DST)》を起動し、《スカルガンの火の鳥/Skarrgan Firebird(GPT)》とともにレッドゾーンに送り込むのを見届け、市川は投了を宣言した。

市川 0-2 佐藤

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