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【観戦記事】 第14回戦:岡田 渉(東京) vs. 金 民守(神奈川)

【観戦記事】 第14回戦:岡田 渉(東京) vs. 金 民守(神奈川)

By 伊藤 敦

 ここはDCIトーナメントセンターか?と錯覚に陥るほどの古豪対決。

 2001年のプロツアー東京に出場したことがある岡田と、同年の日本選手権の"マシーンヘッド"で名を馳せた金。

 マジックの歴史に確かな足跡を残している2人が、今再びマジックの歴史に名を残すべく激突する。


岡田 渉 vs. 金 民守、2001年に名を残している2人の対決

ゲーム1

 先手で《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol》《鎌切り/Sickleslicer》と快調に展開する金に対し、岡田は《ナーリッドの群れ/Gnarlid Pack》から《太陽の槍/Sunlance》で、細菌・トークンを除去してまでダメージレースを挑む。

 ちなみにこの時点で金の土地は《平地/Plains》と《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》しかないが、別にこれは土地事故というわけではなく、金のデッキはもともと白単なのだ。


金 民守

 その証拠に、2枚目の《ダークスティールの城塞/Darksteel Citadel》から《金属ガエル/Frogmite》が0マナで召喚され、すぐさま《鎌切り/Sickleslicer》を装備するというテンポの良い動きを見せる。

 それでも岡田は《ツカタンのサリッド/Tukatongue Thallid》から《議事会の密集軍/Conclave Phalanx》で耐えつつ、金の《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol》を《忘却の輪/Oblivion Ring》するが。

 続けて金がプレイしたのは、《ミラディンの十字軍/Mirran Crusader》!!

 《ツカタンのサリッド/Tukatongue Thallid》《ナーリッドの群れ/Gnarlid Pack》《野生の末裔/Scion of the Wild》と並んだ岡田の戦線に、「プロテクション(緑)」が刺さる。

 加えて唯一の緑でないクリーチャー、《議事会の密集軍/Conclave Phalanx》を「金属術」達成した《急送/Dispatch》で処理されると、《鎌切り/Sickleslicer》装備して4/4二段攻撃となった怪物を、岡田はチャンプブロックすることすら許されない。

 そして生き延びるために《巣の侵略者/Nest Invader》を出すも、金は2枚目の《急送/Dispatch》を持っていたのだった。

岡田 0-1 金

「(冗談交じりに)トスってくれてもいいんですよ?w」
岡田「こんなライン来たことないんで、せっかくだからやりますよ」
「そんなことないでしょう!w 昔『八王子杯』に出ていたとき、初めて『あ、こいつやりこんでるな。当たりたくねー』と思ったのが岡田さんですよw」
岡田「そんな大会もありましたね......でも僕は今あなたに一番当たりたくなかったですw」

ゲーム2

 《幽体の行列/Spectral Procession》の返しで、《旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble》経由の先手4ターン目に《蟻の女王/Ant Queen》を降臨させる岡田。

 だがこれを《宮廷のホムンクルス/Court Homunculus》《宮廷のホムンクルス/Court Homunculus》《金属ガエル/Frogmite》と展開した金が1ターンをおいて《急送/Dispatch》で葬り去ると、3体の1/1トークンの置き土産は残すものの、金の攻勢を押しとどめることが全くできない。

 それでも岡田は《野生の末裔/Scion of the Wild》から《議事会の密集軍/Conclave Phalanx》で耐えようとするのだが、対応して《野生の末裔/Scion of the Wild》にも《急送/Dispatch》が合わせられ、もはや岡田のライフは風前の灯。


岡田 渉

 だが、岡田には秘策があった。耐えに耐えてたどり着いた8マナから、プレイ《鏡の精体/Mirror Entity》!!

岡田「......足りないんだよなぁ。負けました」

 X=5で起動しても、金のライフを削りきるにはちょうどクリーチャー1体分足りないのだった。

岡田 0-2 金

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