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【トピック】 グランプリ・香港2017チャンピオン、佐藤レイ インタビュー

【トピック】 グランプリ・香港2017チャンピオン、佐藤レイ インタビュー

By Masashi Koyama

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 グランプリ・香港2017を制したのは佐藤レイ!

 プロツアーにも数多く出場し、古くからその実力は高く評価されていたが、プレミア・イベントの場ではなかなか大きな実績を残すことができていなかった。

 その佐藤はついにグランプリタイトルを獲得し、中村修平や鍛冶友浩、田中久也など旧知の友人たちに見守られながらトロフィーを受け取った。

 (筆者含む)友人たちと談笑しながら和やかに、さながら打ち上げのような雰囲気の中、佐藤がインタビューに応じてくれた。

佐藤レイ インタビュー

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――おめでとうございます!

佐藤「ありがとうございます!いやー、終始ツイてましたね」

――デッキが強かったですしね。

佐藤「そうですね、まとまってて。みんな結構狙わないアーキタイプだしね。卓ひとり限定なんだけど、まあ良かったかなと思います」

――長くマジックをやっていてグランプリ優勝の感想は?

佐藤「嬉しいね。僕(構築より)リミテッドの方が好きなんで、リミテッドでタイトルを獲ったっていうのは......やっぱ嬉しいです」

――初タイトルですね?

佐藤「そうだね。今まで結構長くマジックをやっていてプロツアーも10回くらいは出たけど、優勝っていうのはプロツアー予選とかしかなかったから、こんなグランプリ規模の大会で優勝できて嬉しいです!」

――今期はプロツアー『イクサラン』の参加権利も持っていて、次のプロツアー『イクサランの相克』の権利も得たので、狙うはシルバーやゴールドレベルになってくるのでしょうか?

佐藤「そうっすね。狙えるでしょ、これは」

――ちなみに、普段からマジックどれくらいしていますか?

佐藤「僕アメリカにいることが多いんで、アメリカのグランプリ出たり、後はアジアのグランプリも結構(出場する)。僕グランプリ好きなんで。普段は大会がある直前にマジックする感じですね」

――練習や普段の交流はどんなプレイヤーと?

佐藤「(横でニヤニヤしている中村修平の方を見ながら)これはもう中村修平さんです! さすがに師匠(笑)! やっとひとつタイトル取って7分の1追いついたんで。中村さんは7個グランプリタイトル持ってるから」

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「師匠は中村修平」を受け「(本人に)任せてるから」とニヤニヤ応じる中村修平

――来週のプロツアー『イクサラン』ですが、そこでの目標は?

佐藤「チェイン(プロツアーで5敗以内に収め翌プロツアーの権利を得ること)が目標だったんですけど、チェインしなくて良くなっちゃったんで『せいいっぱいがんばる』です(笑)。元々チェインできれば嬉しいなと思ってたけど、(今回の結果でチェインが)ないんで精一杯がんばります。勝てば勝つほどいいよね」

――そのプロツアーもあってこのグランプリに向けても練習をした感じ?

佐藤「ちょこちょこやったけどね。(香港からすぐの)マカオ行く前に中村さんちに10日くらい泊まって練習して......(スタンダードより)リミテッド多めにやって、おかげで優勝できて練習の甲斐がありました(笑)」

――佐藤選手はプレイがすごく早くて正確だと思うのですが、どのように考えてプレイすれば良いのでしょう? 具体的な練習方法なんかがあれば教えていただけますか。

佐藤「具体的な方法は......(グランプリのように)懸かってるものがあるといいよね。あとは場数じゃないですか。やっぱ場数をこなすことです。数です、数。深く考えずに数打った方がいいと思います。それから考えたほうがいいと思います」

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――まずは数をこなして感覚をつかむと?

佐藤「そうですね。あとは上手い人とやるのがいいっすね。上手い人の技術を真似してトライして、でも鵜呑みにはしない。上手い人の真似はするけど、違う所は違うでいいんじゃない? 全部が全部コピーするよりは、違ったらどんどん変えてけばいいかと」

――なるほど、では最後に今シーズンの目標をぜひ!

佐藤「まあまずはシルバー(レベル)でしょ! 最低ね?」

――ちょっと抑えました(笑)?

佐藤「いや、未来のことはわからないから! プロツアー全部初日落ちする可能性あるから! 大きすぎる目標は言わないように(笑)」

――(笑)。ありがとうございました!


 インタビューの直前、中村修平はポツリと「待たせやがって」と呟いた。決勝ラウンドが長引いたこともあるかもしれないが、言外に「やっと勝ったか」という祝福の空気がにじみ出ていたように思う。

 改めてこの場で言葉にして祝福しよう。佐藤レイ、グランプリ・香港2017優勝おめでとう!

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