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グランプリ・北九州2013

観戦記事

第10回戦:卜澤 太二(大阪) vs. 工藤 耕一(東京)

By Hisaya Tanaka

卜澤 太二(グルール・ミッドレンジ) vs. 工藤 耕一(グルール・ミッドレンジ)

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 グランプリ・北九州の2日目が始まった。初日で全勝を果たしたプレイヤーは1,185人のプレイヤーの中からたった5人。その中から2組の対戦がフィーチャー・マッチ・エリアに招待された。ここでは昨日ニコニコ生放送のビデオマッチに招待され、ともに勝利し全勝をキープした工藤と卜澤のグルール同型対決をお届けしよう。

ゲーム1

卜澤 太二

 先手の卜澤はマリガン、工藤はキープを宣言してゲーム開始となった。

 《》から《東屋のエルフ》で開始した卜澤に対し、工藤も全く同じスタート。続くターンに《絡み根の霊》で攻撃した卜澤とは対照的に、工藤は《踏み鳴らされる地》をアンタップすると《ミジウムの迫撃砲》で《東屋のエルフ》を除去。3ターン目には卜澤も《ミジウムの迫撃砲》で工藤の《東屋のエルフ》を除去し、お互いに相手のマナを締めにかかる。

 工藤はそれでも土地を置き《火打ち蹄の猪》を出して攻撃となったのだが、卜澤は土地が置けず《絡み根の霊》で攻撃だけしてエンドとなった。もちろん工藤はその隙に攻勢を加速。《地獄乗り》をプレイし一気に卜澤に襲いかかる。

 これで守りに入るしかなくなった卜澤。再び攻撃に来た《地獄乗り》を《絡み根の霊》でブロックしたところで、工藤は《ゴーア族の暴行者》を湧血! 卜澤はそれを見ると、カードを片付け始めた。

工藤 1-0 卜澤

ゲーム2

工藤 耕一

 卜澤は再び2ターン目の《絡み根の霊》からスタートするが、工藤は引いてきた《東屋のエルフ》を2ターン目に出し、3ターン目には《火打ち蹄の猪》を2体並べる動きとなった。

 《絡み根の霊》に《火山の力》をプレイし攻撃を仕掛けた卜澤は、ブロッカーとして《絡み根の霊》をもう一枚プレイ。工藤の攻撃速度を遅らせようとするのだが、その工藤は《漁る軟泥》をプレイしてから《火打ち蹄の猪》2枚で攻撃。《絡み根の霊》の「不死」能力を封じ込めてしまう。卜澤は仕方なくそれらをスルーしダメージを受ける。

 戦闘後に、工藤は《ミジウムの迫撃砲》で《火山の力》がついた《絡み根の霊》を除去すると、不死に対応して《漁る軟泥》の能力を起動し、盤面を一気に掌握。少しでも盤面を取り戻そうと卜澤は《ゴーア族の暴行者》を戦場に出し、《絡み根の霊》とともにブロッカーとして立たせる事にしたのだが、工藤からもう一枚の《ミジウムの迫撃砲》が飛び出し《ゴーア族の暴行者》を除去して全軍突撃。

 次のターンにカードを引いた卜澤は、何もないと投了を宣言した。

工藤 2-0 卜澤

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