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【トピック】 グランプリ・クアラルンプール2016チャンピオン!松本郁弥選手にインタビュー

【トピック】 グランプリ・クアラルンプール2016チャンピオン!松本郁弥選手にインタビュー

by Masashi Koyama

 念願のプロツアー参加権利を獲得し、その勢いのまま2度目のグランプリプレイオフで見事、グランプリ初優勝を果たした松本郁弥選手。

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 これまで国内外のグランプリに参加し続けながらも届かなかった優勝トロフィー。敗北を乗り越え、ついに王者の証を手にしました。

 トロフィーショットの撮影のための移動中、心なしか松本選手の目元は赤くなっているようにも見えました。

 合計18ラウンドもの激闘を制した松本選手に、率直なお気持ちを伺いました。

優勝者インタビュー

――グランプリ優勝おめでとうございます。アジアへの遠征を含め、積極的にグランプリへ参加されてきたと思うのですが、今の気持ちを教えていただけますか?

松本「もう......嬉しいです! 本当にそれだけです」

――プロツアーからのすぐのスタンダードでのグランプリということで、どのように調整をされたのでしょうか?

松本「プロツアー前は黒赤マッドネスを練習していましたが、プロツアー『カラデシュ』の結果を見て考えようとも思っていました。プロツアーで良い成績を残した4色機体と白青フラッシュ、グリクシス・コントロールをこのグランプリ2日前から回してみたところ、最後に回した4色機体がリスト(を見た感想)よりも安定していて、爆発力もあったのと......練習の時から『野生のナカティル』(=《模範的な造り手/Toolcraft Exemplar(KLD)》)をよく引いたんですよね(笑)。それで、『このデッキは強い!』となって、元のリストのサイドボードに《領事の旗艦、スカイソブリン/Skysovereign, Consul Flagship(KLD)》を加えました。このイベントではここが大きかったですね」

――どちらかと言うと松本さんはリミテッドが得意なプレイヤーである印象が強かったのですが、これまでとスタンダードの調整方法などに変化があったのでしょうか?

松本グランプリ・東京2016までは自分で作ったデッキをチューンして使っていたのですが、プロツアーや前後の大会で勝率の高い上位数個のデッキの中からしっくりくるものを選ぶようにしました。そこからはスタンダードのグランプリでいい成績を残せるようになったので、その方法を継続しています。と言っても勝率の計算をしてくれるのは友人なんですが(笑)」

――ずっとアジアのグランプリに参加されていましたが、今回にも活かせることがあったのでしょうか?

松本「グランプリの参加回数が増えるので、単純にチャンスが増えますよね。日本だけでなくアジアのグランプリに参加すると、各イベントのスパンが短いのでモチベーションが維持しやすいですね。国内のグランプリだけだとどうしても間隔が空いてしまう時があるので......。ずっとグランプリに向けて練習している状態になるのが良いのかな、とは思いますね。あとは、周りのプロ・プレイヤーたちがプレイについて教えてくれるのがとても大きいです。以前のグランプリでもそうでしたし、今回も市川さんや高橋さんが『ここはこうプレイした方が良いよ』と指摘してくれ...て...毎試合強くなっていっている気がしました(笑)」

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――それは凄い! 実際、グランプリに参加すればするほどプロたちと触れ合う機会は多くなりますよね。

松本「やはりアジアのグランプリに遠征し始めてから、人脈というか......強いプレイヤーたちと知り合うことができたので。そのおかげで地力が上がったと思います。アジアのグランプリは本当におすすめですよ

――今期は順調にプロ・ポイントを稼いでいますが(現在12点)、目標を教えていただけますか?

松本「今期の目標はシルバーレベルですね。目標を同じくする平見君や原根君(グランプリ・京都2016のチームメイトである平見友徳選手と原根健太選手)、後はあまり話したことはありませんが川崎慧太さんと知り合うことができたのも遠征のおかげですね」

――ありがとうございます。最後に今後の意気込みをお聞かせください。

松本「シルバーレベル目指して頑張ります!」

――ありがとうございました!


 アジアへ飛び出し、多くの友人と出会い、悲願のグランプリ制覇を成し遂げた松本選手。

 彼のマジックはここで終わりではありません。プロツアー、そしてプロ・レベルの獲得とこれから世界へ羽ばたこうとしている松本選手。

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 これからもさらなるご活躍をお祈りしています!

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