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グランプリ・神戸2014

戦略記事

インタビュー:山本 賢太郎

by Hisaya Tanaka

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 プロツアー『テーロス』トップ8などの成績を残し、昨年度プラチナレベルに到達した山本賢太郎。グランプリ・神戸の見解とともに、今後の活動の展望について語ってもらった。

――まずはグランプリ・神戸の見解をお願いします。

 親和・双子・黒緑が圧倒的に多くて、雑多なデッキはあるけどこれらの3つに強いデッキ選択がいいかなと思いました。

――デッキ選択以外に重要な点はありますか?

 モダンは修練度がモノを言うフォーマットだと思うので、一度デッキを決めたら同じデッキを繰り返し使って練習してきたプレイヤーが強いと思います。

――新しいデッキが出てくることはない?

 今はほとんど隙がないと思います。

――プラチナレベルに到達、晴れる屋さんとのプロ契約を結びました。

 プロツアーと国内グランプリはすべて参加しますが、海外グランプリには参加しない予定です。

――海外グランプリには参加しない?

 グランプリに勝とうと思ったら、思っている以上に練習や力を注ぐことが必要なので、プロツアーと国内グランプリに絞る形にしようと思いました。

――友晴(齋藤友晴。晴れる屋プロ、今回のグランプリ・神戸に参加せずグランプリ・シドニーへ遠征中)と一緒に海外を周ったりしない?

 はい、今年はそういうスタンスにしようかと。

――世界選手権の権利に滑り込みましたが。

 凄い嬉しいです。『タルキール覇王譚』発売までしかVMA(『Vintage Masters』。Magic Onlineで販売されている特殊セットで、世界選手権のブースタードラフトで使用される)ができないということで、それまで集中してやっておこうと思っています。あと、MOCS(Magic Online Championship Series)で去年2回3没しているので、今年こそ勝ちたいと思っています。


 今年の活動の展望を語ってくれた山本。一点集中して大会に臨むことで、去年よりも良いパフォーマンスを引き出してくれるに違いない。

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