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【戦略記事】 初日上位テーブルの分析と2日目展望

【戦略記事】 初日上位テーブルの分析と2日目展望

by 中村 修平

 第8ラウンド、第9ラウンドでそれまでの全勝者はこのように変遷していった。

(注記:なお、2,270人という参加者数の都合上、グランプリの1日目は黒トーナメントと青トーナメントに分割して開催されており、別のトーナメントに割り振られたプレイヤーが対戦することはない。2日目に進出すると、統合されて1つのトーナメントを形成することになる。)

第8ラウンド

黒トーナメント
黒緑青赤コントロール
青緑赤双子感染
青赤双子青単トロン
親和赤白バーン
風景の変容青白赤テンポ
緑タッチ赤トロン青白テンポ
親和ジャンド
青トーナメント
親和風景の変容
黒緑タッチ白青白赤コントロール
出産の殻風景の変容
青白赤テンポ青白赤コントロール
御霊の復讐黒緑
青赤双子青白赤テンポ

第9ラウンド

黒トーナメント
青白テンポ親和
親和緑タッチ赤トロン
感染風景の変容
青トーナメント
出産の殻黒緑
親和黒緑タッチ白
風景の変容青赤双子
青白赤コントロール白黒トークン

 この7組が初日全勝のチャンスを掴んで戦っていた。

 戦前の上位予想4デッキ、親和、黒緑系、双子、出産の殻はやはり強し。それぞれが全勝候補を第9ラウンドまで送り出している。

 だが最も注目すべきは風景の変容デッキだろう。第7ラウンド時にも上位テーブルでの多さに驚いたが、第9ラウンドに入ってもきっちり勝ち残っている。

 プレイオフまでこの勢いが続くとはまだ言えないが、少なくとも初日の勝ち組とくらいは言っても良さそうだ。

 さらに、ここから1つ下の勝ち点、初日1敗抜けを賭けて戦っているプレイヤーにまで視野を広げてみよう。

黒トーナメント
青白赤テンポ黒緑タッチ白
出産の殻青赤双子
親和バーン
タルモ双子エスパーズアーの運命支配
ジャンド黒緑
バーン吹き荒れる潜在能力
親和バーン
風景の変容青赤双子
バーン出産の殻
青赤デルバーエスパーコントロール
Zooむかつき
青白赤テンポ出産の殻
タルモ双子呪禁
親和黒緑
青赤デルバー青赤双子
風景の変容青赤デルバー
緑タッチ赤トロン緑黒
親和青単トロン
緑黒タルモ双子
青黒改めヤソジャンド
青トーナメント
バーン親和
親和出産の殻
緑タッチ青トロン青黒ズアーの運命支配
バーン青赤双子
青黒緑コントロール青白赤紅蓮術士の昇天
バーン青赤双子
御霊の復讐青白赤コントロール
風景の変容親和
親和出産の殻
緑青白呪禁黒緑
青単マーフォーク風景の変容
青白赤テンポ青白赤コントロール
花盛りの夏風景の変容
白赤ソウルシスターズ風景の変容
出産の殻風景の変容
青単トロン青赤タッチ白デルバー
バーンジャンド
青白赤コントロール青白赤テンポ
出産の殻親和
出産の殻青白赤コントロール
出産の殻白黒トークン
青白赤コントロール青単マーフォーク
黒緑タッチ白風景の変容

 アーキタイプごとの人数では黒緑系が13人でトップ。

 親和が12人、出産の殻が10人、ここに風景の変容が同じく10人で4強に割って入り、その次にタルモ双子を合わせた双子系デッキが9人となる。

 それに続くのが白、黒、純正を含めたバーンデッキの8名。

 青白赤系のデッキは全体の数こそそれらに比肩しうる数があるのだが、コントロールとテンポ、それに青赤デルバーとその派生系を別々に扱った場合、それぞれ5人前後のグループで3番手集団となる。

 興味深いのが、黒トーナメントと青トーナメントで勝ち残っているデッキに偏りがあることだ。

第9ラウンド開始時点で1敗以上の人数
アーキタイプ黒トーナメント青トーナメント
風景の変容
青白赤コントロール
欠片の双子
出産の殻

 出産の殻に対して明確に相性が良い風景の変容デッキが上位にいた青トーナメントと、それが無かった黒トーナメントというのが筆者の第一印象なのだが、もしかすれば他の理由があるかもしれない。

 どちらのトーナメントがより明日の結果を指し示すことになるのだろうか。


 それにしても流石は2,000人超のグランプリ。

 初日終了時点での1敗以上で実に55名、これに2敗通過のプレイヤーを含めると243人となった。

 トップ8を到達点とした場合、2敗で通過するプレイヤーは全勝縛りの上でのタイブレーカーで運頼み。

 1敗で通過する彼らにしても、明日の序盤に負ければそこでトップ8戦線から脱落する可能性が出てしまうという、なんとも長い1日になりそうだ。

 このままの比率で上位デッキからトップ8が決まるのか、それとも2日目の勝ち組と言えるようなデッキが現れて上位デッキの勢力図をかき回すことになるのか。

 次回は第14ラウンドあたりにお届けしようと思う。

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