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【トピック】 インタビュー:アジアグランプリの魅力とは?

【トピック】 インタビュー:アジアグランプリの魅力とは?

By 小山 和志

 グランプリ・上海2015には、日本から近いこともあってなんと46人ものプレイヤーが日本から国境を越えて参加しています。言葉はもちろん、食べ物や文化などさまざまな事柄が日本とは異なりますが、こんなにも多くの選手が日本から参加する理由はどこにあるのでしょうか?

 今回は、日本から参加している方々にインタビューをお願いし、アジアグランプリの魅力についてお話を伺いました。

菅谷 裕信さん

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 最初にお話をお伺いしたのは、グランプリ・マニラ2008で優勝し、その後も継続的にアジアグランプリに参加されている菅谷さんです。

――アジアグランプリに参加しようと思ったきっかけを教えてください。

 最初に行ったのがグランプリ・フィレンツェ2007で、海外に友達とみんなで旅行に行こうと言っていて、ついでにグランプリに行こうというのが始まりです。思いのほか楽しくて、毎年ヨーロッパに行くのはお金がかかるので、アジアに行こうとなりました。
 初めて行ったアジアグランプリのグランプリ・マニラで優勝することができたので、それからはそりゃ行くよねと(笑)

――アジアグランプリの魅力は何ですか?

 マジックをきっかけに、お手軽に異文化を味わえるのがいいですね。アジアなら値段的にもお得ですし。最近ではそうでもないですが、昔は日本人というだけで珍しがられていろんな人と交流できるのが楽しかったです。
 グランプリとしても、日本と比較するとかなり勝ちやすく、1日1勝分ぐらいは上乗せできると思います。

――アジアグランプリに参加したいと思っている方に一言アドバイスなどあればお願いします。

 海外は思ったより怖くないですよ。会場近くは治安がいいところが多いですし。国内グランプリで遠くに行くよりも、物価が安いこともあって豪遊できたりしますし(笑)。修学旅行感覚で来れるので、お友達と連れ立ってアジアグランプリに来てみてください!
 あと、マジックは日本より勝てます(笑)。自分も国外のグランプリでタイトルを取れたので、国内で勝ちきれない人はアジアグランプリがおすすめです!

――ありがとうございました。


中村修平さん

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 海外経験と言えば、この人。様々な国のグランプリに参加している、殿堂プレイヤーの中村修平さんにお話を伺いました。

――アジアグランプリに参加しようと思ったきっかけを教えてください。

 最初は、初めてとったプロツアーの権利をスキップして、次のグランプリで賞金を獲って、そのままアジアで同じフォーマットのグランプリがあるので参加しよう、という流れでした。

――アジアグランプリの魅力は何ですか?

 物価が安い! そして近い! あとは行きたいと思った時に行けるのが大きいですね。今回の僕のようにかなり適当に考えててもすぐに行けますし(笑)。

――アジアグランプリに参加したいと思っている方に一言アドバイスなどあればお願いします。

 プロツアーに行きたい、と思っている人は、厳しい予選よりもアジアグランプリの方がプロツアーの権利は取りやすいと思いますよ。

――ありがとうございました。


藤井 元 さん(レベル2ジャッジ)

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 次に、プレイヤーではなくジャッジとしてこのグランプリに参加されている藤井さんにお話を伺いました。ジャッジとしてのアジアグランプリの魅力はどこにあるのでしょうか?

――アジアグランプリに参加しようと思ったきっかけを教えてください。

 僕にとって理想の世界は日本に12回グランプリがあることなのですが(笑)、アジアに行けば、自分としては年6回以上のグランプリが経験できるというのが大きいですね。

――アジアグランプリの魅力は?

 近い、ということが最大の魅力ですね。方法によっては大阪から東京に行くより安い値段で来ることができますし。他には、日本のグランプリにジャッジとして来て、そこで友人になった外国の方がたくさんいて、そういった人たちに会えるのも魅力ですね。楽しいし、気楽ですよ。

――アジアグランプリに参加しようかなと思っている人にコメントをお願いします。

 最大の壁は言語の壁ですが、実はそんなに高くない壁ですよ。英語能力が低くてもなんとかなります(笑)。ジャッジとしては、コミュニケーションスキルは間違いなく伸びやすいですね。何とか会話をしてコミュニケーションを取らなければ仕事にならないので、必死になります(笑)。
 ちなみに、初めてアジアグランプリに行くのであれば、台北が日本語、英語が通じやすいのでオススメです。日本人の感覚に近いところもあるので、一押しですよ。

――ありがとうございました。


金川 俊哉 さん

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 最後は、カードショップ「はま屋」のオーナーにして、プレイヤーとしても精力的に活動されている金川さんがインタビューに応じてくれました。

――アジアグランプリに参加しようと思ったきっかけを教えてください。

 上海の人と仕事をしていた都合で、たまに来ていた縁もあって、友達や仕事の知り合いもいて身近な土地だったので、初めて上海のグランプリに出たらうっかりトップ8に残って(笑)、そこから参加するようになりました。

――アジアグランプリの魅力は?

 まず、航空券、ホテル、物価が安いのでお金がそんなにかからないことですね。台北がおすすめなんですね。日本語も通じますし、日本に親しみを持ってくれている方が多いです。
 かつてサラリーマンをしていた時には、金曜日の午後と月曜日の午前に休みを取って強行スケジュールでアジアのグランプリに参加したこともあります。アメリカだと休みを3日は取らないといけないので、そういった意味ではかなり参加しやすいと思います。
 マジックなので言語の壁によるコミュニケーションエラーも起こります。行くなら台北がおすすめですね。日本に親しみを持ってくれている人が多く、日本語が通じることが多いので。

――アジアグランプリに参加しようかなと思っている人にコメントをお願いします。

 よく言っている人に声をかけてみればいいと思いますよ。例えば僕なら知り合いの知り合いくらいまでなら面倒を見ていますし、身近な人となら行きやすいでしょうし。
 1回行っちゃえば次からは行きやすいですよ。

――ありがとうございました。


 さて、4人の方にお話を伺いましたが、アジアグランプリの魅力は伝わったでしょうか? みなさんが口を揃えておっしゃっていたのは、「航空券が安価で距離的にも近いため、非常に参加しやすい」ということでした。

 もちろん、アジアグランプリに参加するためには、国をまたぐ必要がありますので、文化や言語の違いに戸惑うことは多いようです。ですが、それを乗り越えることができれば、きっと有意義なイベントになることは間違いないでしょう。

 アジアグランプリに興味がある方は、ぜひ一歩を踏み出して、参加を検討されてみてはいかがでしょうか?

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