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【トピック】 間もなく開催! ワールド・マジック・カップ2017日本代表メンバーの意気込み

【トピック】 間もなく開催! ワールド・マジック・カップ2017日本代表メンバーの意気込み

By 矢吹 哲也

 つい先週、プロツアー『イクサラン』が開催され、これで今年のプロツアーはすべて終了した。

 しかし来月、1年を締めくくる最後の月に、世界中のプレイヤーが集まるビッグ・イベントが控えている。各国の代表が競い合うワールド・マジック・カップだ。

 今年の日本代表は世界中で「最強チーム」だと評価され、優勝候補と目されている。

 それもそのはず、代表キャプテンの渡辺 雄也はもちろん、世界中のプレイヤーから尊敬を集める殿堂顕彰者の八十岡 翔太と、いま最も注目される期待の若手である原根 健太が脇を固め、しかも3人とも既知の間柄であるという隙のない構成なのだ。

 そこで、いよいよ来月開催されるワールド・マジック・カップ2017への意気込みを、今大会に参加している渡辺 雄也と原根 健太に尋ねた。

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これまでの練習とこれからの練習

――WMCの開催が迫ってきましたが、これまでの2か月はどのように練習してきましたか?

渡辺「全員がプロツアー『イクサラン』へ出場するので、代表チームの3人でというよりは『Musashi』を含めたメンバーでの練習が多かったですね」

原根「もともと調整グループが同じなので、常に一緒に練習していると言っても過言じゃないです(笑)」

渡辺「WMCに向けての特別な練習はなくとも、お互いに現在のスタンダード環境がどういうものなのかといった情報は共有できています。だから例えば(WMCの構築フォーマットである)チーム共同デッキ構築スタンダードで3つ目のデッキをどうするかといった判断も、すぐに下せるかなと。それぞれの環境理解が進んでいるんで、これからの話し合いはスムーズに進むと思います」

原根「チームシールドの方も全員グランプリ・静岡2017秋で経験しているので、あとはおさらいする感じですね」

――ではこれからは?

渡辺「これから本格的に3人での練習をしていきますが、まったくゼロから始まるわけじゃないので練習が大変になる感じではないかなと思います。まずはチーム共同デッキ構築スタンダードの3つのデッキをどういうバランスで組むかですね。プロツアーの結果も出て環境にあるデッキは絞れたので、どういう組み合わせが最適解かを探していくことになるかと」

3人の力関係

――代表メンバー3人の力関係というか、意見の統一はどうしていますか?

渡辺「それはもう、僕もヤソも原根くんの言いなりなんで。原根くんが言ったことにはすべて従うくらいの(笑)」

――(笑)。こうおっしゃっていますが、原根さんどうですか?

原根「僕が探してきたものを『先生たち』に見てもらう感じですね(笑)。ヤソさんが『ご意見番』ですよね」

渡辺「基本的には全員で意見を出し合いますけど、ヤソが一番ためになることを言ってくれることが多いなという印象です」

原根「普遍的な見方というか、みんなで取り組んだ結果『じゃあ実際どうしよう』という話になったときに、『これはこうじゃないかな』と」

渡辺「ズバッと言ってくれるよね」

強敵

――WMCの他の代表チームで注目のものは?

渡辺「まあアメリカとブラジルですよね。やっぱり抜けてるな、と。アメリカにはウチのチームの原根くんポジションの選手(オリヴァー・トマコ/Oliver Tomajko選手)がいて、トップ・プレイヤーふたりと新進気鋭のプレイヤーひとりという感じで構成も似ているので意識しています」

原根「彼もマジックを始めて3年で国別選手権優勝なので、たしかに似ていますね。まだ17歳というからすごい」

声援を送る日本の皆さんへひとこと

――最後に、日本の皆さんへひとことお願いします。

渡辺「これまで不甲斐ない結果を出し続けてたんで、今年こそは頑張れたらなと思います」

原根「応援してくれる人たちのために、(配信に)長く映れるよう頑張りたいですね。最後の瞬間までいたいと思います」


 グランプリ、日本選手権、世界選手権、プロツアーと忙しい時期をともに過ごし乗り越えてきた日本代表の3人。これから最終調整を経て、彼らは国の代表として世界を相手に戦う。

 ワールド・マジック・カップ2017は、12月1~3日にフランス・ニースにて開催される。皆さんもぜひ「歴代最強」とうたわれる日本代表の活躍をその目で見てほしい。


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