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【観戦記事】 第5回戦:彌永 淳也(東京) vs. 小島 義史(神奈川)

【観戦記事】 第5回戦:彌永 淳也(東京) vs. 小島 義史(神奈川)

By Hisaya Tanaka

 第5回戦。初日9回戦あるラウンドのちょうど半分が経過したことになる。

 ここでフィーチャーテーブルに呼ばれたのは、渡辺 雄也(東京) 対 中島主税(東京)、グランプリ・北九州準優勝の工藤 耕一(東京) 。そして2011年の世界選手権優勝の彌永 淳也(東京)だ。その中から彌永の対戦を見ていこうと思う。

 彌永はこの環境を「毎週勝ち組のデッキが入れ替わっていて、何が勝つかはわからない。」と判断しており、それらのデッキの中で最も安定してるものをということでエスパーコントロールの選択となったようだ。一方、対戦相手の小島は青白コントロール。コントロール対決のじっくりとした対決になりそうだ。

ゲーム1
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 1ターン目に占術土地を置きあったところから、彌永が2ターン目に《思考囲い/Thoughtseize(THS)》をプレイ。小島の手札は《解消/Dissolve(THS)》が2枚、《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm(RTR)》《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》《スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation(RTR)》《神聖なる泉/Hallowed Fountain(RTR)》。その中から、最もインパクトのある《スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation(RTR)》を抜いてターンを返した。

 小島は2枚の《解消/Dissolve(THS)》を盾に着々と土地を置き続ける。こうなると彌永も2枚の《解消/Dissolve(THS)》を突破するだけのスタッフが揃うまで土地を置き続けるしかなく、結局この後十数ターン土地を置き合うこととなった。

 途中土地を置けなくなったプレイヤーが、邪魔となる《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》や《今わの際/Last Breath(THS)》をディスカードしていくが、延々と土地を置き続けてターンエンドを繰り返す。

 その土地合戦が十数ターンも繰り返されると、お互いの手札が飽和してくる。まずは彌永が《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》から口火を切ると、小島はそれを《解消/Dissolve(THS)》。続くターンに小島が《スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation(RTR)》をX=3でプレイしこれはスルー。

 彌永は小島のターンエンドにX=7で《スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation(RTR)》をプレイ。あからさまにカウンターを誘っているが、手札の質で差がつくわけにもいかない小島はこれもカウンター。するとメインフェイズで《思考囲い/Thoughtseize(THS)》をプレイ。ここに《解消/Dissolve(THS)》《解消/Dissolve(THS)》《解消/Dissolve(THS)》《中略/Syncopate(RTR)》とカウンター合戦が発生し、最後には彌永がこれを制した。

 明らかになった小島の手札は《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Champion(THS)》。ここから《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Champion(THS)》を抜いて《霊異種/AEtherling(DGM)》をプレイすると、小島は投了を宣言した。

彌永 1-0 小島

ゲーム2

 コントロール対決ということで後手を選択した小島。最初の数ターンは1戦目と同じように土地の置き合いというゲームが開始される。

 しかし今回は6マナにして彌永の土地がストップ。《解消/Dissolve(THS)》や《反論/Gainsay(THS)》《スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation(RTR)》を打つマッチアップからすると6枚という土地の数はまだまだ十分ではない。

 《思考囲い/Thoughtseize(THS)》で小島の出足をくじこうとするが、小島はそれを《解消/Dissolve(THS)》。彌永は《反論/Gainsay(THS)》でなんとか小島の手札を確認しにいくが、さらに《反論/Gainsay(THS)》をくらって諦めることに。

 土地が伸びない彌永は仕方なく大振りとなる《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》をプレイ。するとこれはスルーされる。小島の《変わり谷/Mutavault(M14)》を見て、[+1]能力を使ってターンを返す。

 すると小島は《霊異種/AEtherling(DGM)》。彌永は最後のマナで《反論/Gainsay(THS)》で《霊異種/AEtherling(DGM)》をカウンターしようとするが、小島はもちろん《否認/Negate(M14)》を持っていて、着地を許してしまう。

 彌永は《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》の能力で《罪の収集者/Sin Collector(DGM)》を手に入れ、小島のさらなる《解消/Dissolve(THS)》を追放するが、これではまだ《霊異種/AEtherling(DGM)》という脅威が解決されたわけではない。

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 《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》を無視してプレイヤーに攻撃をしてきた《霊異種/AEtherling(DGM)》を前に、彌永はその能力で《霊異種/AEtherling(DGM)》をゲットしプレイする。ところが小島は《スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation(RTR)》X=3からメインで2体目の《霊異種/AEtherling(DGM)》。

 これで彌永は投了となってしまった。


小島 義史

彌永 1-1 小島

ゲーム3

 選択権のある彌永はもちろん後手を選ぶ。


彌永 淳也

 今回は4ターン目に小島が《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》をプレイ、それが着地するという高速なゲームがスタートした。残り時間は十数分。引き分けになりたくないということからの選択だろう。

 彌永は返しで《罪の収集者/Sin Collector(DGM)》をプレイし、たった今《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》の能力で手に入れた小島の《スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation(RTR)》を除去する。その《罪の収集者/Sin Collector(DGM)》は《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》を攻撃し、さらなる《罪の収集者/Sin Collector(DGM)》がプレイされる。

 《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》が《罪の収集者/Sin Collector(DGM)》で除去されてしまったところで、小島は《拘留の宝球/Detention Sphere(RTR)》をドロー。《罪の収集者/Sin Collector(DGM)》をまとめて除去することに成功はしたが、《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》を維持するには一歩遅かった。

 小島は《スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation(RTR)》をプレイするも、彌永はそれを《解消/Dissolve(THS)》。そして今度は彌永が《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》を着地させる。

 彌永の《スフィンクスの啓示/Sphinx's Revelation(RTR)》には《反論/Gainsay(THS)》がヒットするも、次々と後続を《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought(RTR)》で集められてしまい、徐々に手札に差が出てきてしまう。

 小島は彌永の《概念泥棒/Notion Thief(DGM)》は《反論/Gainsay(THS)》できたものの、次のターンの《霊異種/AEtherling(DGM)》チャレンジは《解消/Dissolve(THS)》で阻まれた上に、《思考囲い/Thoughtseize(THS)》で《霊異種/AEtherling(DGM)》《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》《真髄の針/Pithing Needle(RTR)》という手札が晒されてしまい、虎の子の《霊異種/AEtherling(DGM)》が抜かれてしまう。

 そのまま《太陽の勇者、エルズペス/Elspeth, Sun's Champion(THS)》でトークンを出した彌永に対し、小島は見えている手札全部である《至高の評決/Supreme Verdict(RTR)》《真髄の針/Pithing Needle(RTR)》を使い対処。実質2対1交換をとったことになる。

 小島の手札は今引いた1枚のみ。

 彌永は颯爽と《霊異種/AEtherling(DGM)》をプレイするが、そのドローした1枚が《反論/Gainsay(THS)》。小島からすれば最良のトップデッキをしたかに思えたが、彌永の最後の手札は《中略/Syncopate(RTR)》。この《霊異種/AEtherling(DGM)》が通ったところで、小島の投了となった。

彌永 2-1 小島

Iyanaga, Jun'ya
グランプリ・静岡2014 / スタンダード
4 《神無き祭殿》
4 《神聖なる泉》
4 《島》
4 《欺瞞の神殿》
4 《静寂の神殿》
4 《湿った墓》
3 《平地》

-土地(27)-

1 《霊異種》

-クリーチャー(1)-
2 《思考囲い》
3 《肉貪り》
2 《今わの際》
2 《中略》
1 《ディミーアの魔除け》
1 《歪んだ体形》
4 《拘留の宝球》
2 《解消》
2 《英雄の破滅》
4 《思考を築く者、ジェイス》
4 《スフィンクスの啓示》
4 《至高の評決》
1 《太陽の勇者、エルズペス》

-呪文(32)-
2 《真髄の針》
4 《反論》
3 《罪の収集者》
2 《鬼斬の聖騎士》
2 《概念泥棒》
2 《幽霊議員オブゼダート》

-サイドボード(15)-
Kojima, Yoshifumi
グランプリ・静岡2014 / スタンダード
8 《島》
5 《平地》
4 《アゾリウスのギルド門》
4 《神聖なる泉》
3 《凱旋の神殿》
2 《変わり谷》

-土地(26)-

1 《霊異種》

-クリーチャー(1)-
1 《不死の霊薬》
4 《ディミーアの魔除け》
4 《今わの際》
4 《拘留の宝球》
4 《解消》
2 《アゾリウスの魔鍵》
4 《思考を築く者、ジェイス》
4 《スフィンクスの啓示》
4 《至高の評決》
2 《太陽の勇者、エルズペス》

-呪文(33)-
1 《摩耗+損耗/Wear+Tear(DGM)》
2 《真髄の針》
4 《反論》
2 《天界のほとばしり》
2 《否認》
1 《漸増爆弾》
2 《テューンの大天使》
1 《霊異種》

-サイドボード(15)-

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