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【戦略記事】 行弘賢のシールドデッキ構築・過去一年で一番強い!

【戦略記事】 行弘賢のシールドデッキ構築・過去一年で一番強い!

By Hisaya Tanaka

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 グランプリ・静岡に先立ち、1月6日にシールド講座の記事を寄稿してくれたのは、今シーズンのプロプレイヤーズクラブ・ゴールドレベルを保持している行弘賢だ。彼はこの記事の中で一般プレイヤーに向けてシールド構築のコツをまとめてくれたのだが、そんな行弘がしっかりと上位にいる。今回のデッキ構築はどのように考えて行ったのか、行弘にインタビューをしてみた。

――今回のデッキ構築の時にどう考えてそのデッキになったのかを教えてください。

「最初に土地を見て基軸となる色を決めました。アブザンがアンコモン土地含め3枚あったので、アブザンがメインとなりそうだなと。」

――記事にある通り、土地からですね。

「はい、試しに白と黒のクリーチャーを並べたら、これだけ戦えそうなデッキになってしまいました。レアを見ると《兜砕きのズルゴ/Zurgo Helmsmasher(KTK)》がいたので、これだけは使うなーと。」

――それで3色目はすんなりと赤に決まったんですか?

「緑も結構使えるカードがあったのですが、白と黒で十分なクリーチャー戦力があったので、変異だけ入れることにしました。《松歩き/Pine Walker(KTK)》と《長毛ロクソドン/Woolly Loxodon(KTK)》ですね。赤には《兜砕きのズルゴ/Zurgo Helmsmasher(KTK)》《火口の爪/Crater's Claws(KTK)》《嘲る扇動者/Jeering Instigator(KTK)》と使いたいカードが多かったので、色マナを圧迫しない変異だけを選んだ感じですね。」

――《龍流派の双子/Dragon-Style Twins(KTK)》は入れなかったんですね。

「土地を見た時に、アブザン(白黒緑)はあったのですが赤い土地の枚数が少なかったため、このカードを採用すると《山/Mountain(M13)》を多く入れる必要が出てきてしまうので切ることにしました。こういった土地の限界を見極めて、事故らないようにするのがすごく重要なんですよ。」

――このデッキ自体はどのくらいの強さでしょうか。

「85点ですね。ここ1年で一番強いシールドデッキです。」

――ここ一年で一番って言うわりには85点は低いですね。

「あと15点は《真面目な訪問者、ソリン/Sorin, Solemn Visitor(KTK)》と《風番いのロック/Wingmate Roc(KTK)》です(笑)」

――その2枚があれば100点だと。

「100点ですね。」

 ここまで2日目を望める位置を維持している行弘は、超ゴッドレアがないことを除けば文句ひとつないと話してくれた。来年のプラチナを目指すためにも、出来る限り良い位置で2日目を迎えたいところ。話を聞いている限り十分な期待ができそうですね。

行弘 賢
グランプリ・静岡2015 / 『タルキール覇王譚』シールドデッキ
4 《平地》
5 《沼》
4 《山》
1 《砂草原の城塞》
1 《岩だらけの高地》
1 《磨かれたやせ地》
1 《花咲く砂地》

-土地(17)-

2 《マルドゥの悪刃》
1 《血に染まりし勇者》
1 《刃の隊長》
1 《鱗の隊長》
1 《嘲る扇動者》
1 《マルドゥの頭蓋狩り》
1 《道の探求者》
1 《マルドゥの軍族長》
1 《雪花石の麒麟》
1 《高峰のカマキリ》
1 《不撓のクルーマ》
1 《松歩き》
1 《兜砕きのズルゴ》
1 《子馬乗り部隊》
1 《長毛ロクソドン》

-クリーチャー(16)-
1 《マルドゥの戦旗》
1 《ラッパの一吹き》
1 《苦々しい天啓》
1 《略奪者の戦利品》
1 《絞首》
1 《大蛇の儀式》
1 《火口の爪》

-呪文(7)-

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