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グランプリ・静岡2015

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準決勝:篠田 滉人(京都) vs. 市川ユウキ(神奈川)

By Sugiki, Takafumi

 特徴的なピックがニコニコ生放送でも話題になった篠田 滉人が準々決勝を勝ち上がり、準決勝のステージに登場した。立ちはだかるはプラチナ・プロの市川ユウキである。

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篠田 滉人 vs. 市川ユウキ

ゲーム1

 先攻の篠田が《平穏な入り江》、《》から《アイノクの盟族》、対する市川は《華やかな宮殿》、《》は《氷羽のエイヴン》といった立ち上がり。

 篠田は3ターン目に《アイノクの盟族》の長久能力を使いつつ、《花咲く砂地》を盤面に追加。対する市川は《氷羽のエイヴン》で攻撃し、篠田のライフは20に戻る。

 長久を経た《アイノクの盟族》が攻撃、市川のライフが17に。《花咲く砂地》に続けて、変異を出す。対する市川は《氷羽のエイヴン》と変異で攻撃をし、《氷河の末裔》で盤面を固める。


市川ユウキ

 篠田はターンをもらい、しばし悩んだ後、《アイノクの盟族》の2回目の長久、《射手の胸壁》でこちらも守りを固める。市川は《鐘音の一撃》で《射手の胸壁》をタップさせ、全てのクリーチャーで攻撃。変異はブロックに参加せず、ライフが18から12に。

 ここで篠田が《内向きの目の賢者》をプレイしたことで、攻守が入れ替わる。

 市川はこれ以上攻撃に行くことができず、《荒野の後継者》を追加するのみ。篠田はさらに強烈なインパクトを与える《アブザンの隆盛》をプレイ。《内向きの目の賢者》、《アイノクの盟族》で攻撃し、市川のライフは8に、かたや篠田のライフは21に戻る。

 《スゥルタイの魔除け》で《アイノクの盟族》を除去するなど市川も抵抗するも、《内向きの目の賢者》が止まらず、1ゲーム目は篠田が先取した。

篠田 1-0 市川

ゲーム2


篠田 滉人

 2ゲーム目、先攻の市川は《陰鬱な僻地》、《》から《氷羽のエイヴン》という立ち上がり。対する篠田は、《平穏な入り江》、《急流の崖》、《》から変異をプレイ。

 市川はここから追加のクリーチャーを出せず、一方の篠田は4ターン目に2枚目の変異をプレイ。続くターンにそれが表になり......《頭巾被りのハイドラ》!!

 7点のダメージを受け、市川のライフは12。

 市川は解決策を引きたいのだが、手札は土地ばかり。もう一度変異と《頭巾被りのハイドラ》の攻撃を甘んじて受けるしかなく、次のターンのドローを確認すると、静かに右手を差し出したのだった。

篠田 2-0 市川
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