EVENT COVERAGE

グランプリ・静岡2017秋

戦略記事

チーム松本/市川/瀧村、王者のシールドデッキ構築

By Yohei Tomizawa

 昨年開催されたグランプリ・京都2016を制した「The Sun」の松本 友樹、市川 ユウキ、瀧村 和幸は、再び同チームを結成し、静岡の地へ参戦している。

team_matsumoto_ichikawa_takimura.jpg

 『イクサラン』発売翌日に開催されているグランプリ・静岡2017秋。

 恐竜、海賊と見慣れぬ種族、新キーワード激昂、探検とある中、前回の王者はどう本戦へ挑むのか。

 王者のシールド構築を見てみよう!


デッキ構築

 カードプールのチェックが終わり、いよいよ構築開始!......の前に、横並びの松本が緑、瀧村が白のカードの束を手に取り、慌てず騒がずカードプールのチェックを開始する。

deck_thesun_01.jpg

 チェックが無事済むと、緑のプールは市川へと手渡され、プレイアブル、アンプレイアブルを選別していく。

 そこへ青のプールが加わり、市川が目指しているのは青緑マーフォークと判明。

deck_thesun_02.jpg

 市川「青緑はクリーチャーがもう少し欲しいな。《風と共に》2枚、《川守りの恩恵》2枚あるし。でもそれ以外はオーラ、バウンス、必殺なんでもありのグッドデッキぽい。」

 ここでチェック中の松本から声が上がる。

松本「《海賊のカットラス》は1枚!」

 1枚のカードの存在が、全員の脳裏に刻まれる。

 色よりも種族が優先される『イクサラン』環境において、種族をバックアップするカードの有無はそのままアーキタイプの完成の有無へと直結する。

 全てのカードのチェックが終わると、松本へ赤、瀧村へ白が手渡され、それぞれの構築がスタートする。

 松本は赤いカードプールと、残った緑のカードプールを手に取り、赤緑恐竜を構築開始。

deck_thesun_03.jpg

 マナ・カーブも整い、《確実な一撃》など強化呪文もある。2マナ域に控える《オテペクの猟匠》と《大物群れの操り手》がマナ加速を担う。

 《ティロナーリの肌変わり》の必要性を確認しつつ、ある程度完成。

 あっと言う間に2つのデッキは概ね完成し、瀧村は残りの赤、黒、青のクリーチャーを並べ、海賊をレイアウトしていく。

deck_thesun_04.jpg

 青の海賊はうまみが感じられず、赤黒の2色へ変更し並べ直す。

 悩む瀧村に対し、

市川「カードパワーも高いし、ぱっと見、赤黒っぽいよ。」

 とアドバイス。

 しかし瀧村は、赤いカードを抜き、白いカードをレイアウトし直す。

瀧村「白黒は《崇高な阻止》2枚、《依頼殺人》が使え、除去が優秀。」

deck_thesun_05.jpg

 悩みながらも、マナ・カーブに沿ってクリーチャーを展開しながら、4ターン目以降に強力な除去呪文を擁する白黒に変更。

 ここまでで3人のメインデッキは概ね、

  • 松本:赤緑恐竜
  • 市川:青緑マーフォーク
  • 瀧村:白黒吸血鬼

 と完成。まだ残り時間は60分。ここからサイドボード・カードを分けていく。

deck_thesun_06.jpg

 松本は、緑と赤のカード、白の恐竜カードを中心に、サイドボード後もデッキに齟齬が生まれないように確保。

 市川はデッキ内にタフネス1が多いため、サイドボードで抜き去り《巨大な戦慄大口》や《小綺麗なスクーナー船》、《吸血鬼の印》と重いカードに変更できるプランをとる。

 瀧村は、《覚醒の太陽の化身》、《魔学コンパス》といったコントロール力を高めるカードと、恐竜など重いデッキに対する対策カードである《蔓延する腐敗》。

 サイドボードの分配が終わった時点でも残り48分とまだまだ時間は残っている。

 デッキをスリーブに入れると一人回しを始め、デッキ内に違和感がないか確認作業をし、ギリギリまでデッキの練度を高めていく。

 運が良ければ全勝も狙える、そう語る3人の活躍に期待しよう。


松本 友樹
グランプリ・静岡2017秋 初日 / 『イクサラン』3人チームシールド (2017年9月30日)[MO] [ARENA]
8 《
8 《

-土地(16)-

1 《大物群れの操り手
1 《深海艦隊の扇動者
1 《イクサーリの守り手
1 《オテペクの猟匠
1 《猛竜の幼生
1 《ティロナーリの騎士
1 《アゾカンの射手
1 《風雲船長ラネリー
1 《激情の猛竜
1 《群棲する猛竜
2 《猛竜の群れ
1 《結束した角冠
1 《葉を食む鞭尾
1 《怒り狂う長剣歯
1 《巨大な戦慄大口
1 《轟く棘背びれ

-クリーチャー(17)-
1 《恐竜との融和
2 《確実な一撃
1 《襲撃
1 《火炎砲発射
1 《ヴァンスの爆破砲
1 《決別の砲撃

-呪文(7)-
1 《未知の岸
2 《苛立ち
1 《両手撃ち
1 《火の祭殿の守り手
1 《キンジャーリの呼び手
1 《帆綱走り
1 《継ぎ当ての翼
1 《巣荒らし
1 《起源の柱
1 《猛竜の相棒
1 《空の恐怖
1 《向こう見ず
1 《ずる賢いゴブリン
1 《目隠し霧
1 《開花のドライアド
1 《押し潰す梢
1 《恐竜暴走
1 《身勝手な粗暴者
1 《乗っ取り
1 《新たな地平
1 《貪欲な短剣歯
1 《かき回すゴブリン
1 《ティロナーリの肌変わり
2 《破砕
1 《鉄面連合の海賊
1 《プテロドンの騎士
1 《誘惑の財宝
1 《風雲艦隊の放火魔
1 《吠えるイージサウルス
1 《太陽冠のハンター
1 《太陽鳥の祈祷
1 《古代ブロントドン

-サイドボード(34)-
市川 ユウキ
グランプリ・静岡2017秋 初日 / 『イクサラン』3人チームシールド (2017年9月30日)[MO] [ARENA]
8 《
8 《

-土地(16)-

1 《ジャングルの探査者
1 《クメーナの語り部
1 《深根の戦士
1 《マーフォークの枝渡り
1 《川潜み
1 《見習い形成師
1 《自然形成師
1 《セイレーンの見張り番
1 《ティシャーナの道探し
1 《水罠織り
2 《源流の歩哨
1 《翡翠の守護者
1 《嵐を変容する者
1 《大気の精霊
1 《風を跨ぐ者

-クリーチャー(16)-
1 《潜水
2 《風と共に
2 《川守りの恩恵
1 《危険な航海
1 《座礁
1 《川の叱責

-呪文(8)-
1 《水没した地下墓地
1 《未知の岸
2 《選択
1 《老樹林のドライアド
1 《岸の守り手
1 《呪文貫き
2 《セイレーンの策略
1 《継ぎ当ての翼
1 《順風
1 《イクサーリの卜占師
1 《難破船あさり
1 《取り消し
1 《塁壁壊し
1 《押し潰す梢
1 《深根の水域
1 《欲望の深み
1 《財力ある船乗り
1 《金色の歩哨
1 《吸血鬼の印
1 《海賊の獲物
1 《薄暮軍団の弩級艦
1 《裕福な海賊
1 《棘尾ケラトプス
1 《巨大な戦慄大口

-サイドボード(26)-
瀧村 和幸
グランプリ・静岡2017秋 初日 / 『イクサラン』3人チームシールド (2017年9月30日)[MO] [ARENA]
8 《平地
8 《

-土地(16)-

1 《薄暮まといの空渡り
1 《這い回る心止虫
1 《アダントの先兵
1 《司教の兵士
1 《血に狂った聖騎士
1 《軍団の飛び刃
1 《指名手配の獄道者
2 《軍団の征服者
1 《流血の空渡り
1 《縄張り持ちの槌頭
1 《血潮隊の聖騎士
1 《選定された助祭
1 《輝くエアロサウルス
1 《女王の工作員

-クリーチャー(15)-
1 《卑怯な行為
1 《吸血鬼の士気
1 《海賊のカットラス
1 《女王の任命
1 《弱者成敗
2 《崇高な阻止
1 《輝く報復
1 《依頼殺人

-呪文(9)-
2 《宿営地の守り手
2 《這い回る心止虫
1 《立ち枯れの守り手
1 《啓蒙
1 《強迫
1 《溺死者の行進
1 《もぎ取り刃
1 《卑怯な行為
1 《鉤爪の切りつけ
1 《穢れを灰に
1 《高くつく略奪
1 《自暴自棄の漂流者
1 《凶兆艦隊の船長
1 《凶兆艦隊の貯め込み屋
1 《女王湾の兵士
1 《探求者の従者
1 《魔術遠眼鏡
1 《魔学コンパス
2 《秘儀司祭の杯
1 《巧射艦隊の拷問者
1 《不気味な船長の召集
1 《軍団の裁き
1 《結集する咆哮
1 《若返りの儀式
1 《無情な無頼漢
1 《流血の空渡り
1 《小綺麗なスクーナー船
1 《凶兆艦隊の侵入者
1 《深海艦隊の殺し屋
1 《聳えるアルティサウルス
1 《吸血鬼の印
1 《血潮隊の司教
1 《闇の滋養
1 《日の出の追求者
1 《覚醒の太陽の化身

-サイドボード(38)-
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RESULTS

対戦結果 順位
14 14
13 13
12 12
11 11
10 10
9 9
8 8
7 7
6 6
5 5
4 4
3 3
2 2
1 1

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