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【トピック】 カップル双頭巨人シールドに参加しているカップルは居るのか!?

【トピック】 カップル双頭巨人シールドに参加しているカップルは居るのか!?

by Yuichi Horikawa

 グランプリのサイドイベントでは、お馴染みになってきた「カップル双頭巨人戦」。今回はシールドで開催されました。

 今、カップルっていっても男同士がカップルのふりをして出場してるだけだろっと思った、そこのあなた!

 そう、あなたです!

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 イベントでは、ほんとうにカップルの方々も多く参加されています。

 そんなマジック好き同士のうらやましいカップルの方々に、なぜ二人でマジックすることになったのかなどを、3組の方々にインタビューをさせてもらいました。

岡田次郎さんと日下部和子さんの場合

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――マジックは女性のプレイヤーが男性に比べ少ないのですが、日下部さんはどのようにマジックをはじめられたのですか?

日下部「弟が別のカードゲームをやっていて、私も少し話を聞いていたんです。それで、彼がマジックをやっていたので、せっかくなのでやってみようかなって始めました。」

――マジックは始められてどれぐらいになりますか?

日下部「2年ぐらいですね。今はスタンダードとモダンをやっていますよ。休日はよく2人で大会に出に行ってます。」

――うらやましい!ルールは彼に教えてもらったんですか?

岡田「いや、全然教えてないです。」

――えっ?

岡田「マジックって教えてもらうもんじゃないと思うんですよ。だから、大会に参加すのが一番いいかなと思って、僕のデッキを貸して大会に参加してもらってました。」

――いきなりの大会、大変じゃなかったですか?

日下部「そうですね。はじめて参加したのがPPTQ(プロツアー予備予選)だったので大変でした。」

――いやいや、競技レベルの大会がはじめての大会なんて、ちょっとスパルタ過ぎませんか?

岡田「競技レベルの大会だと、間違えようもないので、一番早いかなって思ったんですけどねぇ......マジックは場数だと思うので。」

――確かにそういう一面もあるとは思いますが......。

日下部「でも、大会に参加するうちにルールも覚えて、いつの間にか楽しくなって、今はグランプリにも2人で参加しています。」

 っと2人は楽しそうに語ってくれました。なんでしょう、このさわやかな感じ。いつものサイドイベントの雰囲気と良い意味で違うなと感じました。


黒須さんと武田さんの場合

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――お2人は、どういういきさつでこのイベントに参加しようと思ったのですか?

黒須「本戦に参加していたのですが、もし初日でダメだったら、これに一緒に出ようと話していたので出ることになりました。」

――初日は残念でしたね。お2人で参加されていたのですか?

武田「いえ、私は本戦には参加していません。私はどちらかと言えばカジュアル志向なので。」

――ちなみに武田さんは、マジックはどういうきっかけではじめようと思ったんですか?

武田「『第6版』のころに絵がきれいだなと思って、マジックのパックを買って集めたりしていたんですね。それで、2人で話しているうちに、『ラヴニカへの回帰』のころに復帰してみようかと思い、一緒にマジックを再開したんです。」

――ということは、マジックを再開して4年半ぐらいですね。その間で何か面白いことはありましたか?

武田「私がゲームデーのチャンピオンに2回なりました。」

――えっ!? 確か黒須さんが競技志向で、武田さんがカジュアル志向なんじゃなかったでしたっけ?

黒須「そうなんですけど、私はゲームデーのシングルエリミネーションまでは残ったりするんですが......」

――ですが?

武田「決勝で私が倒しました。」

――はいっ!?

武田「決勝で私が倒して優勝しました。」

――なんとっ! ゲームデー優勝は並みのことじゃないと思うのですが、どうやってそんな実力を?

黒須「地元にチーム『夜の銀ぎつね』ってグループがあって、そこで一緒にマジックをしているうちに、彼女は実力をつけていった感じですね。」

 マジックを通じてたくさんの人とのコミュニティーを増やしているお2人。いやぁ~、ゲームデー優勝など、かなり驚かされたインタビューでした。


橘右近さんと橘由佳里さんの場合

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――お2人はどういうきっかけで、マジックをするようになったのですか?

右近「『タルキール覇王譚』のころにマジックをしないかと友人に誘われて再開したんです。で、僕がどんどんのめりこんでいって、家でもマジックできたらなって思ったので、覚えてもらった感じです。サンドバック要員ですね。」

――サッ、サンドバック要員!?

由佳里「デッキを渡されて、これはこうしといたらいいからって言われるままに最初はやってました。」

――対戦相手の言われるままにやっていると、そりゃ負けますよね。

由佳里「でも、やっているうちにルールもわかってきて、だんだん面白くなってきて、『マジック・オリジン』のプレリリースからはいつも一緒に行っていますね。」

――その入り方で、マジックが楽しくなるのは、神話レア並みの存在だと思いますよ。

右近「いや、でも今では、スタンダートとモダンだけじゃなくて、レガシーまで彼女はやってますからね。」

――えっ!? レガシーまで!?

由佳里「グランプリ本戦も2人で一緒に出ていましたよ。ここに居るってことは2日目に2人とも残れなかったんですけどね。」

――グランプリにまで2人で出るとなると、彼女さんはかなりマジックにはまった感じですね。

右近「国内のグランプリは、全部2人で参加しています。」

――それは、めちゃくちゃマジック好きなカップルですね。といいますか、苗字が同じということはご夫婦ですか?

右近「そうです。ちなみに新婚旅行はグランプリ・台北に参加しました。」

――ぬっ、それはもう、なんだかうらやましすぎてお腹いっぱいです。お時間頂きありがとうございました。

 お2人はグランプリ・台北でもインタビューを受けたのだそうです


 3組のカップルにお話を聞かせてもらいましたが、マジックとの付き合い方もさまざまで、とても面白い話が聞けました。

 まだまだマジックは男性の世界ってイメージですが、女性の方がこうやってマジックを楽しんでいる話を聞くと、誰でも楽しめるのがマジックなんだなと改めて認識させられます。

 この記事が少しでも性別を超えて、もっとマジックを楽しんでくる人たちが増える助けになればと思います。

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