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【戦略記事】 シールドテクニック「これぞギルド門」

【戦略記事】 シールドテクニック「これぞギルド門」

By Hisaya Tanaka

 今回のシールド戦において、プレイヤー・ジャッジ・カバレッジスタッフの間で話題となったデッキがある。殿堂プレイヤー・津村 健志に「あのデッキはすごい。特集してください。」と言わしめたシールドデッキを作り上げたのは、山口 聡史(愛知)。グランプリ・横浜2012でもTOP8に進んだ経験のある彼は、独特のシールドデッキ構築を行い11回戦のシールド戦を勝ち残り、再びTOP8に残るためドラフトラウンドへと駒を進めた。


山口 聡史
Yamaguchi, Satoshi / グランプリ・横浜2013 シールド・デッキ
4 《沼》
3 《島》
2 《平地》
1 《聖なる鋳造所》
3 《オルゾフのギルド門》
2 《ディミーアのギルド門》
1 《ボロスのギルド門》
1 《シミックのギルド門》

-土地(17)-

1 《聖堂の金切り声上げ》
1 《排水路潜み/Gutter Skulk(GTC)》
1 《第6管区のワイト》
2 《聖堂の護衛》
1 《破滅小径の仲介人》
1 《門道の影》
1 《薨の徘徊者》
1 《シミックの変転魔道士》
1 《ザリーチ虎》

-クリーチャー(10)-
1 《殺意の凝視》
1 《はじける境界線》
1 《ディミーアの魔除け》
1 《予言のプリズム》
1 《オルゾヴァの贈り物》
1 《門の維持》
1 《オルゾフの魔鍵》
1 《心理的打撃》
1 《忌まわしい光景》
1 《千叩き》
1 《魂の代償》
1 《債務者の演壇》
1 《騎士の見張り》
1 《無慈悲な追い立て》

-呪文(14)-

 そうタイトルにもある通り、彼のデッキの最大の特徴は「ギルド門」。

 全部で7枚もの「ギルド門」がデッキに使われている。津村をはじめとして彼の対戦を見た多くのプレイヤーたちは、「ギルド門」をタップし《はじける境界線/Crackling Perimeter(GTC)》で対戦相手のライフを削るこのデッキに、心の底からときめいたのだ。

――「カードプールを見て、ぱっとこの門デッキを作ろうって考えたのですか?」

山口「いえ、最初はボロスとグルールを並べました。でもあまり攻めることができないデッキになってしまった上に、《魂の代償/Soul Ransom(GTC)》と《無慈悲な追い立て/Merciless Eviction(GTC)》といったレアも使いたかったので、エスパーで組んだのですが、これもカードが全く足りませんでした。」

――「そこからどのように門デッキになったんでしょうか。」

山口「初めから門は多いなと思っていました。そこに門関係のカードもあったので、門デッキが成り立つなと感じました。」

――「《はじける境界線/Crackling Perimeter(GTC)》などですね。どのくらい活躍したのでしょうか?」

山口「実は一番活躍したカードは《はじける境界線/Crackling Perimeter(GTC)》でなく、《門の維持/Hold the Gates(GTC)》なんですよ。」

――「え、そうなんですか? 完全に勘違いをしていました。」

山口「見てもらうとわかるのですが、このデッキ、5マナ以上のカードがほとんど入っていません。《門の維持/Hold the Gates(GTC)》を貼って、延々と耐え続ける形がこのデッキの動きですね。この環境はメインに入るエンチャント破壊が《天使の布告/Angelic Edict(GTC)》くらいしかないので、なかなかこのエンチャントが除去されないんです。」

――「なるほど。」

山口「その後、《門道の影/Gateway Shade(GTC)》で対戦相手を倒しに行くというのが一番多かったですね。《オルゾヴァの贈り物/Gift of Orzhova(GTC)》をつけて、警戒・絆魂・パンプ能力になった事があって、簡単に終わりました。」

――「しかしこういった方向性をよく見出すことができましたね。」

山口「実はシールドの練習をしていた時に、「ギルド門」8枚、《門の維持/Hold the Gates(GTC)》2枚というカードプールの時があったんです。もう少し5マナ以上のカードもありましたが。」

――「では、その練習の経験が今回の本番につながったということですね。」

山口「そうですね。」

――「ありがとうございました。」

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