- HOME
- >
- EVENT COVERAGE
- >
- 日本選手権11
- >
- Battle of Champions: 決勝戦へ向けたデッキ構築
EVENT COVERAGE
日本選手権11
Battle of Champions: 決勝戦へ向けたデッキ構築
By Tomohiro Kaji
日本王者を集めたイベント、『バトル・オブ・チャンピオン』。
その決勝戦へ向けたデッキ構築が始まった。
種目は昨日に引き続きスーパーシールドだが、決勝戦は新しいパックが用意されている。
北山 「これでプレインズウォーカー全部揃いました(笑)!」
さらにいい笑顔で続きのパックを開封しだした。
予選ラウンドのシールドデッキでは、《記憶の熟達者、ジェイス》と《原初の狩人、ガラク》を引いていた北山だが、 さすがに3枚目を引くとは思っていなかったのだろう。
そして、残り少なくなったパックから《太陽のタイタン》を引き当て、まずは白赤から構築することが確実になった。
プールの登録とデッキ構築が50分用意されているとはいえ、12パック×14枚の168枚のカードからと、通常の倍のカードプールでは、開封したカードをチェックするだけでもかなりの時間がかかってしまい、、まず全体のカードに目を通すのに構築をはじめるまでの準備で20分ほどかかってしまったが、
北山 「《石角の高官》が5枚ある(笑)」
と、余裕がある雰囲気でカードを見せてくれた。
そして構築したデッキはこちら。
北山 「《炎破のドラゴン》抜くか悩むなぁ。」
などとコメントしてくれるあたり、なかなかなデッキなのではないだろうか。
サイドボードには3枚の《天界の粛清》に、2枚の《機を見た援軍》もあるので、赤いデッキはむしろ相手にしたい!?
では、次は森の構築を見てみよう。
その他の呪文も《ショック》2枚、《チャンドラの憤慨》2枚に《火葬》《火の玉》と大量の火力に、よく見ると《ソリンの復讐》もあり、火力だけでもゲームに勝てそうなほどだ。
だが、逆に赤はクリーチャーには恵まれず、補色として何を使うのかに時間をかける。
ソリンの復讐》が。
青には2枚の《マーフォークの物あさり》と3枚の《取り消し》といった打ち消し呪文が。
そして緑には、《原初の狩人、ガラク》と《ガラクの仲間》が3枚!
色マナが厳しくなってしまうことも考え、この中から結局は黒を選択し、できたデッキがこちら。
森 「《業火のタイタン》は何にでも除去されちゃうから弱いよ。むしろ《マーフォークの物あさり》のが断然強いね。」
二人はコモンの《破滅の刃》と《平和な心》といった除去呪文を意識して、デッキが重くならないように注意していたのが印象的だ。
カードプールが広いほどレアカードに惑わされやすいが、しっかりとテンポを意識しての構築、さすがは歴代のチャンピオンだ。
北山 雅也
さすがはチャンピオン。 決勝の緊張どころか、むしろギャラリーを意識して、構築時間が開始すると共にパック開封ショーを始めた。 最初の3パックは特に派手なレア・カードは見つからなかったが、使用するのは12パック。 ブースタードラフトの初手取り級が12回分と考えると、「これから何か来るでしょう」と続きのパックを開封する北山。 そしてショーの中盤、《炎破のドラゴン》を引き当てた北山は、観客を沸かせる。 そこから連続してヒットさせた赤いレアは、《炬火のチャンドラ》に《チャンドラのフェニックス》!{W} | {U} | {B} |
1 《雪花石の魔道士》 2 《大石弓の精鋭》 2 《オーラ術師》 3 《ベナリアの古参兵》 2 《ギデオンの法の番人》 1 《堂々たる撤廃者》 2 《グリフィンの乗り手》 1 《グリフィンの歩哨》 1 《流浪のグリフィン》 1 《群れの護衛》 1 《セラの天使》 1 《包囲マストドン》 5 《石角の高官》 2 《嵐前線のペガサス》 1 《太陽のタイタン》 3 《天界の粛清》 2 《啓蒙》 1 《神聖なる好意》 1 《護衛の誓約》 2 《絆魂》 1 《力強い跳躍》 1 《忘却の輪》 1 《平和な心》 2 《歯止め》 2 《機を見た援軍》 |
4 《エイヴンの瞬翼》 1 《蒼穹の魔道士》 1 《珊瑚マーフォーク》 1 《非実在の王》 1 《マーフォークの物あさり》 2 《マーフォークの催眠術師》 2 《幻影の熊》 2 《空回りのドレイク》 1 《予言》 1 《飛行》 1 《霜のブレス》 3 《氷の牢獄》 1 《ジェイスの消去》 1 《空中浮遊》 1 《解放された精神》 2 《否認》 1 《送還》 |
1 《血怒りの吸血鬼》 3 《夜の子》 2 《貪る大群》 2 《漂う影》 1 《グレイブディガー》 2 《組み直しの骸骨》 1 《出征路のグール》 1 《ゾンビの大巨人》 1 《災難の瀬戸際》 1 《墓への呼び声》 3 《魂の消耗》 1 《墓暴き》 3 《困窮》 1 《忌まわしい容貌》 1 《精神腐敗》 2 《小悪疫》 1 《ソリンの渇き》 1 《血の味》 1 《肉体のねじ切り》 2 《ゾンビの横行》 |
{R} | {G} | {0} |
2 《血のオーガ》 2 《骨砕きの巨人》 1 《炬火のチャンドラ》 1 《チャンドラのフェニックス》 3 《焦熱のヘルハウンド》 1 《炎破のドラゴン》 1 《ゴブリンの爆発投げ》 2 《ゴブリンの投火師》 1 《ゴブリンの長槍使い》 1 《ゴブリンの戦化粧》 1 《血まみれ角のミノタウルス》 1 《稲妻の精霊》 2 《躁の蛮人》 1 《松明の壁》 3 《反逆の行動》 2 《炎の円》 2 《炎のブレス》 1 《投げ飛ばし》 1 《溶岩の斧》 1 《世界混ぜ》 2 《ショック》 1 《地盤の裂け目》 |
1 《酸のスライム》 1 《斑の猪》 1 《殺戮のワーム》 1 《ガラクの仲間》 2 《大蜘蛛》 1 《大いなるバジリスク》 1 《隠れ潜む鰐》 1 《ルーン爪の熊》 2 《暴走するサイ》 1 《秋の帳》 2 《豊潤な収穫》 1 《濃霧》 2 《帰化》 2 《踏み荒らし》 2 《回収》 4 《剛力化》 1 《トロール皮》 |
1 《順応する自動機械》 1 《スランのゴーレム》 2 《錆びた歩哨》 1 《悪魔の角》 1 《クラーケンの目》 1 《マナリス》 1 《無限の日時計》 1 《竜髑髏の山頂》 |
9 《平地》 8 《山》 -土地(17)- 1 《ゴブリンの投火師》 2 《ギデオンの法の番人》 1 《雪花石の魔道士》 1 《堂々たる撤廃者》 2 《嵐前線のペガサス》 3 《ベナリアの古参兵》 2 《血のオーガ》 1 《チャンドラのフェニックス》 1 《血まみれ角のミノタウルス》 1 《セラの天使》 1 《太陽のタイタン》 1 《炎破のドラゴン》 -クリーチャー(17)- |
2 《ショック》 1 《平和な心》 1 《忘却の輪》 1 《反逆の行動》 1 《炬火のチャンドラ》 -呪文(6)- |
森 勝洋
派手なパック開封をしていた北山に対して、マイペースな森。 淡々とすべてパックを開封すると、レアには2枚の《渋面の溶岩使い》と、《業火のタイタン》が。
9 《沼》 8 《山》 -土地(17)- 1 《ゴブリンの投火師》 2 《渋面の溶岩使い》 1 《苛まれし魂》 2 《血怒りの吸血鬼》 2 《嵐血の狂戦士》 2 《縞瑪瑙の魔道士》 1 《血のオーガ》 1 《グレイブディガー》 1 《センギアの吸血鬼》 1 《復讐に燃えたファラオ》 1 《業火のタイタン》 -クリーチャー(15)- |
2 《ショック》 1 《破滅の刃》 1 《火葬》 2 《チャンドラの憤慨》 1 《ソリンの復讐》 1 《火の玉》 -呪文(8)- |
RESULTS 本大会の対戦結果・順位
RANKING ランキング
NEWEST 最新の記事
-
2024.3.11インタビュー
変わりゆく中で、変わらないもの|プロツアー『カルロフ邸殺人事件』
-
2024.2.25観戦記事
プロツアー『カルロフ邸殺人事件』決勝戦|プロツアー『カルロフ邸殺人事件』
-
2024.2.25観戦記事
プロツアー『カルロフ邸殺人事件』トップ8ハイライト|プロツアー『カルロフ邸殺人事件』
-
2024.2.24観戦記事
プロツアー『カルロフ邸殺人事件』 トップ8プロフィールとデッキリスト|プロツアー『カルロフ邸殺人事件』
-
2024.2.24観戦記事
プロツアー『カルロフ邸殺人事件』2日目の注目の出来事|プロツアー『カルロフ邸殺人事件』
-
2024.2.23観戦記事
プロツアー『カルロフ邸殺人事件』初日の注目の出来事|プロツアー『カルロフ邸殺人事件』