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【トピック】 カラデシュ特務大使 現地取材レポート:最後の新カード大盤振る舞い! スペルスリンガー&閉会式

【トピック】 カラデシュ特務大使 現地取材レポート:最後の新カード大盤振る舞い! スペルスリンガー&閉会式

by Asako Seo

 世界選手権は終わりましたが、月曜の今日(アメリカでは祝日)もイベントはまだ続いています。ステージでマーク・ローズウォーターさんのトークショーやみんなでデッキを作る企画が行なわれましたし、会場はサイドイベントで遊ぶプレイヤーで埋め尽くされて、世界選手権に出場していた選手たちもドラフトに参加していました。

 月曜日の15時、お客さんが「マジック有名人」たちに挑戦できる「スペルスリンガー」イベントが開催されました。

 有名人側としてまず登場したのは、LSVことルイス=スコット・ヴァーガス選手。観客の中から抽選で選ばれた挑戦者がステージに上がり、あらかじめ用意されたデッキで対戦します。

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実況つきで大画面中継され、さながら世界選手権のフィーチャーマッチ。

 LSVは青黒、挑戦者は緑白のデッキを使用するのですが、この対戦中、今までに発表された『カラデシュ』のカードたちや、初めてお目見えするカードが次々と使われます。

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 LSVが《病的な好奇心》を使って《不憫なグリフ》を生け贄に捧げ、一挙に7枚もドロー! 会場内にどよめきが沸き起こりました。

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 《偶然の発見》は、《不気味な発見》のカラデシュ版。LSVは《金線の使い魔》と《不憫なグリフ》を使い回してアドバンテージを得るのに使っていました。

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 一方の挑戦者も、《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》でカウンターをばらまいてから、《鎧作りの審判者》で一挙に大量ドロー。

 大量の手札を抱えてやりたい放題のLSVを前に挑戦者がピンチになると、手助け役としてプレインズウォーカーがリアルに呼び出され、いろいろなことをしてくれます。

 今回は《サヒーリ・ライ》がコピーを作り出したということにして、挑戦者のライブラリーからクリーチャーカードを戦場に追加し、総攻撃!

 これにより、みごと挑戦者の勝利となりました。

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この布を振って「チャレンジ!」と叫ぶと、助けが入るようになっています。
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サヒーリがコピーを作っている(=デッキからカードをサーチしている)ところ。
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最後は挑戦者が大量のクリーチャーで圧倒。

 挑戦者にアドバイスしたりプレインズウォーカーを呼んだりするのは、今回、特務大使として招かれている「Magic the Amateuring」の女性2人。さらに司会として動画「Walking the Planes」でおなじみのネイサン・ホルトさんもいたりして、ステージ上は大変にぎやかです。みんなが対戦を盛り上げるので会場はたびたび爆笑の渦に巻き込まれます。

 続いて2人目の有名人はアメフトの選手クリス・クルーンさん。華奢な雰囲気に見えますが、腕まくりをすると無駄のない筋肉がわかります。

 挑戦者としてチャンドラのコスプレをした男性が選ばれ、挑戦者は黒緑高揚、有名人は白赤の機体デッキを使用します。

 かけ声とともに勢いよく機体をくり出していくクルーンさんですが、挑戦者を助けにやってきたチャンドラの力が発動。20面ダイスを振って出た目のぶんのダメージをくらい、一気にライフを失った有名人の敗北となりました。

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 また、ここではこちらの新カードが出てきました。

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 《高木背の踏みつけ》は、《包囲サイ》を思わせるスペックも能力も頼もしいクリーチャーです。

 3人目の有名人はマローことマーク・ローズウォーターさんです。赤緑のエネルギー・デッキを使います。マローの初手には《マロー》のカードがあり、会場の笑いを誘いました。

 挑戦者はサヒーリのコスプレをした女性で、デッキは白青スピリット。「サヒーリがステージに2人いたらレジェンドルールで消えてしまうのでは?」なんて話も出ました。

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 マローが《通電の喧嘩屋》を出したとき、まず2マナ3/2というスペックに驚きの声が。エネルギーとともにガンガン攻められるクリーチャーです。

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 攻撃を通せれば自己完結的に成長できます。マローは《牙長獣の仔》と《鎧作りの審判者》でドローしていました。

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 《蓄霊稲妻》は、消費するエネルギー・カウンター次第でダメージ量を調整できるため、場合によってはとてつもないダメージが出ます。

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 《たなびき織りの天使》は、何か悪さができそうな天使です。2体いると無限に出入りを繰り返しますし......。

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 盤面の左上にエネルギー・カウンターが見えます。

 エネルギーでクリーチャーを強化するマローが終始優勢を保ちます。チャンドラが挑戦者を助けに入ってマローのコントロールしているドラゴンを奪って行ってしまったり、《チャンドラの憤慨》をゲーム外から撃ったということにして強いクリーチャーを焼いたりしたものの届かず、マローの勝ちとなりました。

 対戦は最後の4人目へと進みます。有名人側は今までの3人のうち誰がいいか、観客の拍手の大きさで決め、LSVが選ばれました。

 LSVは先ほどの青黒デッキを使い、《金線の使い魔》から《老いたる深海鬼》を出すという次環境のスタンダードを予感させる動きを見せます。挑戦者は青赤エルドラージ+機体デッキです。

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優良スペック+ドロー。エルドラージ・ホラー・トークンでも乗せておきましょうか?

 最後のほうは時間がなくなって大ざっぱにLSVのライフが15から5になったりして挑戦者の勝ちになりましたが、観客も含めてとにかくみんなやたら楽しげなスペルスリンガーでした。一足早く新カードを使って戦うのはやはりワクワクしますね。


 引き続き、17時からはクロージングセレモニー(閉会式)が行なわれました。

 再びジミー・ウォンさんが司会として登壇し、まずは木曜日から5日間にわたるイベント全体を振り返るムービーが流されました。

 最初の『カラデシュ』の発表を見て驚くお客さん、世界選手権のダイジェスト、パレードなど......こうして振り返るといろいろなことがありました。オープニングセレモニーがずいぶん昔のような気がします。

 続いて、世界選手権のチャンピオン、ブライアン・ブラウン=デュイン選手が登場。グランプリ・マスターになるべく、世界を回るというのはどういうものなのかとか、大変だった試合はどれかなどを話しました。

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ブライアン・ブラウン=デュイン選手(左)。

 開発部シニアディレクターのアーロン・フォーサイスさんが出てきて新要素を一通りおさらいしたあと、さらなる新カードの発表です。

 現地時間の今朝がた、ストーリーでテゼレットがカラデシュの次元にいることが告知されたことを受け、イラストと下のカードが披露されました。

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 テゼレットが描かれたエンチャント。これを活用すればノンクリーチャー・デッキもいけそうですね。

 クライマックスにチャンドラのムービーが流れます。追われる無力な少女にプレインズウォーカーの灯がともり、どんどん強くなりゲートウォッチとしてエルドラージやエムラクールと戦い、凛々しくなっていきます。

 そして、ついに故郷カラデシュに降り立った姿が映し出されたのち、ステージ上に炎が立ち上る演出とともにチャンドラが現れ、以下のカードを画面に映し出しました。

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 上から1つずつ順番に能力が公開されていったので、みんなが読み終える一拍の間をおいて拍手と歓声が起き、興奮が高まります。

 あのか弱い少女だったチャンドラがこんなに強くなって......という気持ちでいっぱいになり、ムービーを見ながらなんだか泣きそうになってしまいました。

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 ジミーさんが出てくるなり「なんなんですかこれ! 能力が4つもあるじゃないですか!!」と叫んだのも納得の強力さで、カラデシュの目玉となることは間違いないでしょう。

 興奮冷めやらぬまま、セレモニーは幕を閉じ、映画のようなエンドロールが流れました。人々の名前がずっと続き、世界選手権のプレイヤー24人をはじめ、本当にたくさんの人がかかわったイベントだということがよくわかりました。

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 それでは、次回のカラデシュ特務大使レポートもお楽しみに。

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