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Round 1: 金子 真実(千葉) vs. 山口 弘太郎(兵庫)

Round 1: 金子 真実(千葉) vs. 山口 弘太郎(兵庫)

By 中村 修平


→ これまでのお話: ドラフトピックレポート: 金子 真実

『バイ(不戦勝)引け!バイ引け!!』
 念仏のように唱えていた金子だが、願い叶わず初戦を戦うこととなった。


Game 1

 ダイスで先攻を取ったのは金子。

 《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》からのスタートに、山口の《アヴァシン教の僧侶/Avacynian Priest》を《夜の犠牲/Victim of Night》で倒す立ち上がり。
 山口もすぐさま2体目の《アヴァシン教の僧侶/Avacynian Priest》をキャストし、戦線を引きとどめにかかるが、金子が召喚した《村の食人者/Village Cannibals》が人間しか召喚できていない山口にはかなりのプレッシャーになっている。

 いつかは踏ん切らなければいけない山口は、意を決して《悪魔の長帷子/Demonmail Hauberk》。
 《無私の聖戦士/Selfless Cathar》を生け贄に捧げて、戦場に唯一残った《アヴァシン教の僧侶/Avacynian Priest》がなんとかされてしまうとその時点で山口の負けだ。

 そして金子には・・・
 何もなかった。土地を置いてターンを返す。

 主導権を手に入れた山口は間髪入れずに《神聖なる報い/Divine Reckoning》。

 金子の《マルコフの上流階級/Markov Patrician》と《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》が墓地送りになり、戦場には3/3の《村の食人者/Village Cannibals》と5/4の《アヴァシン教の僧侶/Avacynian Priest》。
 ちょっと強力になっている僧侶が攻撃して、これでライフが金子15対山口12。

 若干不利な状況にも関わらずダメージレースを挑んだ山口の次の一手は、
 《蜘蛛の発生/Spider Spawning》。

 なるほど。

金子 0-1 山口


Game 2

山口 弘太郎
山口 弘太郎

 再びの先手の金子は初手を見て、少し笑った後キープ。
 第1ゲームと同じ《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》からのスタート。

 山口の第一打は《根囲い/Mulch》。
 黒緑白とやや見慣れない形だが、山口のデッキはどうやら世界選手権でも話題になった「ドレッジ」デッキの亜種といったところか。

 金子の次弾、《礼儀正しい識者/Civilized Scholar》は山口が《死の重み/Dead Weight》で対処し、ただ1匹、延々と戦場で山口を小突いている《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》を受け止めるべく《礼拝堂の霊/Chapel Geist》を召喚。

 金子もただ無為にターンを返した訳ではない。
 山口のターンエンド《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》からの《夜の恐怖/Night Terrors》。

 公開された山口の手札は、

  • 《捕食/Prey Upon》
  • 《迫り来る復興/Creeping Renaissance》
  • 《蜘蛛の発生/Spider Spawning》
  • 《神聖なる報い/Divine Reckoning》
  • 《沼/Swamp》

 金子はこの中から《迫り来る復興/Creeping Renaissance(ISD)》を追放する。

 山口は引いてきた《ただれ皮の猪/Festerhide Boar》を戦場に追加し、次ターンには《捕食/Prey Upon》を使って《戦墓のグール/Diregraf Ghoul》を除去しつつ、《アヴァシン教の僧侶/Avacynian Priest》を追加。

 攻守は逆転し、今度は金子が受ける側へと回る。
 《霊捕らえの装置/Geistcatcher's Rig》で山口の《礼拝堂の霊/Chapel Geist》を捕らえ、《夜の犠牲/Victim of Night》で《ただれ皮の猪/Festerhide Boar》を捌く。

 それでも《蜘蛛の発生/Spider Spawning》を抱えている山口の方が手数で有利な状況。
 早めに使った通常キャストに、7マナ到達と同時にフラッシュバックを加えて戦場には4体の蜘蛛・トークンと《上座の聖戦士/Elder Cathar》《アヴァシン教の僧侶/Avacynian Priest》にライフは8。

 金子の戦場には役目を果たしても充分に健在な《霊捕らえの装置/Geistcatcher's Rig》が1体に、ライフが7。

 だがフラッシュバックが残っているのは金子も同じ。

 《禁忌の錬金術/Forbidden Alchemy》をフラッシュバックして有効牌を追加すると、山口の唯一残った手札、《神聖なる報い/Divine Reckoning》のテキストをジャッジに確認しつつ勝負を決めにかかる。

 《死の重み/Dead Weight》で《アヴァシン教の僧侶/Avacynian Priest》を排除しつつ《村の食人者/Village Cannibals(ISD)》を増強し、《邪悪な双子/Evil Twin》で《上座の聖戦士/Elder Cathar》をコピーしてターンを返す。

 これで《神聖なる報い/Divine Reckoning》を使わせ、残った蜘蛛・トークンを《夜の犠牲/Victim of Night》で排除、大量の死体で+1/+1カウンターが積み重なった《村の食人者/Village Cannibals》が勝負を決めた。

金子 1-1 山口


Game 3

 先手をとった山口が《無私の聖戦士/Selfless Cathar》、次ターンにも《無私の聖戦士/Selfless Cathar》と重ねるのに対し、金子は《吸血鬼の侵入者/Vampire Interloper》から《夜の恐怖/Night Terrors》。

 素早く展開して残り2枚という山口の手札、《アヴァシン教の僧侶/Avacynian Priest》と《根囲い/Mulch》の2択から《アヴァシン教の僧侶/Avacynian Priest》を抜き取り、《電位式巨大戦車/Galvanic Juggernaut》で戦線を構築。
 さらに《礼儀正しい識者/Civilized Scholar》《チフス鼠/Typhoid Rats》と畳み掛ける。

 一方の山口は《根囲い/Mulch》で呪文が4枚めくれるという不運に加えて、ドローが《旅行者の護符/Traveler's Amulet》と完全にガス欠。

 駄目押しの《霊捕らえの装置/Geistcatcher's Rig》で山口の《礼拝堂の霊/Chapel Geist》を葬り去った金子が初戦を白星で飾ることとなった。

金子 2-1 山口

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