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【戦略記事】 スタンダード・メタゲームブレイクダウン2日目

【戦略記事】 スタンダード・メタゲームブレイクダウン2日目

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Nate Price and Nick Fang / Tr. Yusuke Yoshikawa

2013年2月16日

原文はこちら

 初日のスタンダードが刻まれた! スタンダードラウンドの半分を終えて、211名のプレイヤーのみが、2日目に進むために必要な勝ち点を積み重ねることとなった。昨日は環境を支配している3種のデッキについて見てきたが、それらは期待を裏切らなかった。青白赤、エスパー・コントロール、ジャンド・ミッドレンジは本大会でもっとも多くプレイされたデッキであり、それぞれ環境の一部に対して有利を得ていた。

 エスパー・コントロールは現在のスタンダードのコントロールデッキの原型といえる。大量の単体あるいは全体除去呪文、あまたのカードドロー打ち消し呪文、効率的で便利なクリーチャーを用い、環境の多くのクリーチャーデッキに対して徐々に主導権を握っていくものだ。

 以下がサンプルのリストだ。

エスパー・コントロール
プロツアー「ギルド門侵犯」 / スタンダード
2 《島》
1 《平地》
4 《神聖なる泉》
4 《氷河の城砦》
2 《湿った墓》
4 《水没した地下墓地》
2 《神無き祭殿》
4 《孤立した礼拝堂》
4 《ネファリアの溺墓》

-土地(27)-

4 《ボーラスの占い師》
2 《瞬唱の魔道士》
3 《修復の天使》

-クリーチャー(9)-
4 《アゾリウスの魔除け》
4 《熟慮》
2 《肉貪り》
1 《劇的な救出》
1 《究極の価格》
2 《雲散霧消》
4 《至高の評決》
2 《次元の浄化》
4 《スフィンクスの啓示》

-呪文(24)-

 ジャンド・ミッドレンジは新たなクリーチャーデッキに対しまた違った方法でアプローチする。単に、それらを圧倒しようとするのだ。ジャンドは絶え間なく続くクリーチャーと除去、例えば《高原の狩りの達人/Huntmaster of the Fells(DKA)》《オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldaren(ISD)》や《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars(RTR)》によって、戦闘を支配しようとする。最終的に、消耗戦を続けて盤面のコントロールを握ることを武器に、ジャンド・ミッドレンジはクリーチャーが支配的とおぼしきスタンダードで一定の地位を確保するまた別のデッキとなっている。以下が標準的なリストだ。

ジャンド・ミッドレンジ
プロツアー「ギルド門侵犯」 / スタンダード
1 《沼》
4 《草むした墓》
4 《森林の墓地》
4 《血の墓所》
4 《竜髑髏の山頂》
2 《踏み鳴らされる地》
4 《根縛りの岩山》
2 《ケッシグの狼の地》

-土地(25)-

2 《死儀礼のシャーマン》
2 《吸血鬼の夜鷲》
4 《高原の狩りの達人》
2 《オリヴィア・ヴォルダーレン》
4 《スラーグ牙》

-クリーチャー(14)-
1 《ラクドスの魔鍵》
4 《遥か見》
3 《突然の衰微》
2 《戦慄掘り》
2 《ミジウムの迫撃砲》
1 《夜の犠牲》
3 《ラクドスの復活》
3 《ヴェールのリリアナ》
2 《原初の狩人、ガラク》

-呪文(21)-

 最後に、青白赤デッキの新たな種類を見ていく。青白赤といっても、一連の大量除去とプレインズウォーカーをいっぱいに詰め込んだコントロール寄りのものから、攻撃的、テンポに寄せたバージョンまでを含む。2種のうち、テンポ・デッキがより成功を収めている。直前のスタンダードシーズンの青白あるいは青白赤フラッシュの源流を活かした新しい青白赤デッキは、すでに有効性が知られた《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage(ISD)》と《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》に、非常に強力な《ボロスの反攻者/Boros Reckoner(GTC)》をクリーチャーベースのデッキへの第三の打撃として加えている。多数の単体および大量除去、例えば《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm(RTR)》《灼熱の槍/Searing Spear(M13)》《ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars(RTR)》などと組み合わせると、これらのクリーチャーはゲームを決めるのに必要なダメージをわずか数ターンで叩きだす。《ボロスの反攻者/Boros Reckoner(GTC)》がもたらすものよって手が届くようになったものを考えると、このデッキは文字通りクリーチャーと戦うこともできるし、単に相手を直接攻撃することもできる。

 こちらがそのリストとなる。

青白赤
プロツアー「ギルド門侵犯」 / スタンダード
1 《島》
1 《平地》
2 《山》
4 《神聖なる泉》
4 《氷河の城砦》
4 《蒸気孔》
4 《硫黄の滝》
2 《聖なる鋳造所》
3 《断崖の避難所》

-土地(25)-

4 《ボーラスの占い師》
3 《瞬唱の魔道士》
4 《ボロスの反攻者》
3 《修復の天使》

-クリーチャー(14)-
4 《思考掃き》
4 《アゾリウスの魔除け》
3 《灼熱の槍》
2 《ミジウムの迫撃砲》
1 《収穫の火》
1 《熟慮》
1 《対抗変転》
1 《巻き直し》
1 《至高の評決》
3 《スフィンクスの啓示》

-呪文(21)-

 これらのデッキ以外には、昨日のプレイを経て事態は大きく変化しなかった。環境に大物は存在せず、物事はとてもスタンダード...そう、標準的に見えた。

 以下が、2日目進出者の最終的なメタゲームブレイクダウンとなる。

デッキタイププレイヤー人数割合
青白赤2813.27%
ジャンド・ミッドレンジ2310.90%
エスパー・コントロール2310.90%
人間リアニメイト136.16%
グルール・アグロ136.16%
ナヤ人間104.74%
ジャンド・アグロ104.74%
ジャンド104.74%
バント・コントロール104.74%
「貴種」デッキ83.79%
齋藤Zoo73.32%
ナヤ・ミッドレンジ73.32%
赤青緑フラッシュ41.90%
ナヤ・アグロ41.90%
バント・オーラ41.90%
青白赤コントロール41.90%
バント+黒31.42%
青白人間20.95%
赤単20.95%
準黒単コントロール20.95%
ミッドレンジ(ジャンク)20.95%
エスパー・プレインズウォーカー20.95%
青白デルバー10.47%
青白コントロール10.47%
青赤緑フラッシュ
(訳注:2箇所にあります)
10.47%
赤青緑行商人10.47%
ラクドス・アグロ10.47%
赤単ボロス10.47%
赤単「Bore-os」10.47%
「Midnight BBQ」10.47%
ジャンド・ゾンビ10.47%
緑黒アグロ10.47%
扉コントロール10.47%
黒白トークン10.47%
黒白アグロ10.47%
黒青緑デルバー10.47%
黒赤ゾンビ10.47%
ボロス・アグロ10.47%
「Bore-os」10.47%
4色《沼》10.47%
4色リアニメイト10.47%
4色ミッドレンジ10.47%

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