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(翻訳記事) メタゲームブレイクダウン: モダンの夜明け

(翻訳記事) メタゲームブレイクダウン: モダンの夜明け

by Rashad Miller / Translated by Masashiro Kuroda

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デッキタイプ 人数 割合
12-Post 82 19.66%
《欠片の双子》 70 16.79%
Zoo 65 15.59%
親和 32 7.67%
《紅蓮術士の昇天》 27 6.47%
感染コンボ 20 4.80%
ストーム 19 4.56%
エルフ 13 3.12%
《集団意識》 12 2.88%
ジャンド 9 2.16%
《死の雲》 7 1.68%
メリーラコンボ 7 1.68%
《死せる生》 6 1.44%
《出産の殻》 4 0.96%
赤単 4 0.96%
バント 3 0.72%
ボロス 3 0.72%
《包囲の搭、ドラン》 3 0.72%
緑黒ロック 3 0.72%
《むかつき》 2 0.48%
《けちな贈り物》 2 0.48%
《御霊の復讐》 2 0.48%
《変幻の大男》 2 0.48%
ジャンク 2 0.48%
徴兵バント 2 0.48%
ネクストレベルブルー 2 0.48%
4色《霊気の薬瓶》 1 0.24%
黒青緑 1 0.24%
《残酷な根本原理》 1 0.24%
エスパーアグロ 1 0.24%
フェアリー 1 0.24%
Hate Bears 1 0.24%
土地破壊 1 0.24%
マーフォーク 1 0.24%
白単コントロール 1 0.24%
《蔵の開放》 1 0.24%
《均衡の復元》 1 0.24%
《神秘の指導》 1 0.24%
テゼレイター 1 0.24%
《裂け目の突破》 1 0.24%

 417人のプレイヤーが、ここフィラデルフィアに集結した。彼らは今回のフォーマットであるモダン構築を準備し、ここでプレイできるのを心待ちにしていた。このイベントは、モダン構築がプロプレイヤーによって、プロフェッショナルレベルでプレイされる最初のイベントとなる。
 それでは、プロツアー・フィラデルフィアのモダン構築においてプレイされたデッキをアーキタイプ別に紹介することにしよう。

 一番人気は12Post(《雲上の座/Cloudpost》が12枚入っているかのような構成であることから)であり、82名のプレイヤーがこのアーキタイプを選択した。ほとんどのプレイヤーは《雲上の座/Cloudpost》、《ヴェズーヴァ/Vesuva》、《微光地/Glimmerpost》によって加速されたマナから《原始のタイタン/Primeval Titan》や《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》を呼び出す構築を行っている。緑+赤の色選択が最も人気であり、《裂け目の突破/Through the Breach》を利用することによる、3ターン目の大破壊を取り入れているプレイヤーも存在している。

 二番人気は《欠片の双子/Splinter Twin》デッキであり、70名のプレイヤーが選択した。このデッキ名はスタンダードでも活躍している、《詐欺師の総督/Deceiver Exarch》と《欠片の双子/Splinter Twin》による2枚コンボに由来している。過去にも、似たような2枚コンボの勝ち筋を搭載したデッキとして《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》と《やっかい児/Pestermite》のデッキが存在していた。モダン構築ではこの両方を使うことができるため、以前よりもコンボの安定性において大きく向上している。

 三番手の座にはZooがつくこととなった。モダン環境においてはラヴニカのデュアルランドが使用できる。これらの土地は《野生のナカティル/Wild Nacatl》とその仲間達にとって必要不可欠だ。《タルモゴイフ/Tarmogoyf》と《稲妻のらせん/Lightning Helix》に代表される、環境で最もコストパフォーマンスに優れるクリーチャーたちと除去呪文を使いたいと思った65名のプレイヤーが、このデッキを選択した。《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》は、この環境にひしめく多くのコンボデッキに対する、非常に重要な対策カードであることも分かっている。

 四番手、五番手は親和と《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》デッキであり、それぞれ32名、27名が選択した。親和は6種類のうち5種類ものアーティファクト・土地が禁止されたにもかかわらず、以前と変わらぬ爆発的なスタートを切ることができる。《紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascension》は新たなるファイレクシアから、このデッキに合った軽いスペルを数種類手に入れることができた。《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》はこのデッキを補完するパーツとしてほとんど全てのデッキで採用されており、その上に《有毒の蘇生/Noxious Revival(NPH)》まで取り入れているリストも見かけられた。

 ここに示したアーキタイプは、フィラデルフィアで目にすることのできる上位たった5種類である。感染コンボとストームという2種類のデッキは、今大会に占める割合で5%をわずかに下回っていた。エルフと《集団意識/Hive Mind》は3%前後の割合であった。それよりも下のアーキタイプは31に分類され、我々はそこで77ものローグデッキリストを見ることができる。それらは、いずれも使用者が10名に満たないものであった。これは1日目の環境がいかに多様性に満ちているかを示すものだ。この多様性に溢れる世界は土曜日も続くのだろうか?それともひとつのデッキが支配的となるのだろうか? 土曜日のカバレージをお見逃しなく。


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