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中村修平の「デイリー・デッキ」:緑赤ウルザトロン(モダン)
中村修平の「デイリー・デッキ」:緑赤ウルザトロン(モダン)
編集より:中村修平が日替わりで注目のデッキを1日1個紹介するミニコラムです。本コラムは英訳され、英語サイトから全世界に発信されています。
日本公式ウェブサイトでは、日本語の原文を掲載いたします。今週は26日(月)~30日(金)の更新です。
つい先日に世界選手権があったというのに、来週にはもうプロツアー『運命再編』がワシントンD.C.にて開催されます。
フォーマットは『運命再編』+『タルキール覇王譚』ドラフトにモダン。
去年は青白赤コントロールを使うショーン・マクラーレン/Shaun McLarenが栄冠を勝ち取りましたが、今年は誰がどんなデッキでチャンピオンの座を射止めるのでしょうか。
今週はそんなプロツアーに向けて、前哨戦ともなったモダン開催のグランプリ・オマハ2015から、トップ8に残ったデッキを中心にお届けします。
まずはアンドリュー・エレンボーゲン/Andrew Elenbogenの緑赤ウルザトロンから。
鉱山、魔力炉、そして塔と揃えれば後はお気に召すまま為すがまま、もっともよくあるパターンとしては3ターン目に《解放された者、カーン》で土地を壊しだすというものでしょうか。
ちょっと多めにクリーチャーを展開されていたなら《全ては塵》というのもありますね。3ターン目に即起動というのはできませんが、《忘却石》というのも定番の動き。
最終的には溢れんばかりのマナから《ウギンの目》、そして追加ターン付きの《引き裂かれし永劫、エムラクール》でお終い。
土地を3種類置くという条件だけで爆発的なマナが継続して出せるようになるウルザトロンは、緑の《森の占術》《古きものの活性》を《彩色の星》経由で唱えることで3ターン目に7マナを揃える形が登場して以来、モダンで一定勢力を確保し続けています。
引き増し兼用の3つ目の軽アーティファクト《大祖始の遺産》は《宝船の巡航》だらけだった当時の環境に非常にマッチしていますし、メインの除去枠に取られている《紅蓮地獄》も仮想敵をはっきり意識していますね、
今なら《野生のナカティル》を意識して《炎渦竜巻》に替えたほうが良いかもしれません。
1 《森》 4 《燃え柳の木立ち》 1 《ラノワールの荒原》 4 《ウルザの鉱山》 4 《ウルザの魔力炉》 4 《ウルザの塔》 1 《幽霊街》 1 《ウギンの目》 -土地(20)- 1 《引き裂かれし永劫、エムラクール》 3 《ワームとぐろエンジン》 -クリーチャー(4)- |
4 《彩色の宝球》 4 《彩色の星》 4 《探検の地図》 4 《大祖始の遺産》 4 《古きものの活性》 4 《森の占術》 2 《紅蓮地獄》 4 《忘却石》 2 《全ては塵》 4 《解放された者、カーン》 -呪文(36)- |
3 《自然の要求》 2 《焼却》 2 《紅蓮地獄》 2 《突然のショック》 3 《殺戮遊戯》 3 《虚空の杯》 -サイドボード(15)- |
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