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【トピック】 ワールド・マジック・カップ2015 トップ5カード

【トピック】 ワールド・マジック・カップ2015 トップ5カード

Tobi Hanke, Frank Karsten, Neale Talbot / Tr. Tetsuya Yabuki

2015年12月13日

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 チーム共同デッキ構築・スタンダードと『戦乱のゼンディカー』チーム・シールドを振り返り、ワールド・マジック・カップ2015のトップ5カードは以下のようになった。

第5位:《光輝の炎》

 この週末、最優秀サイドカードのひとつとして選ばれた《光輝の炎》は、「アタルカ・レッド」や「白黒トークン」との戦いで主導権を奪うことが必要となるミッドレンジ・デッキに、序盤の全体除去手段を与えた。このカードはトップ8入賞チームの「マルドゥ」、「ティムール」、「ジェスカイ」のサイドボードに合わせて14枚採用された。特にイタリア代表の「ティムール」ではサイズで勝る自軍のクリーチャーを生かしながら盤面を一掃することが可能になり、「アタルカ・レッド」とのマッチアップにて有利を得るためのキー・カードとなった。赤いデッキを抑えたのは、赤のカードだったというわけだ。



第4位:《コジレックの伝令》

 コストを軽減する効果は強力なものだと相場が決まっているが、今大会ではスコットランド代表がチーム・シールド部門で3枚の《コジレックの伝令》を採用し、その能力を存分に活用した。例えば《粗暴な排除》と《ウラモグの回収者》を際限なく連打したり、《陰惨な殺戮》に加えてもう1枚無色の呪文を唱えて《棘撃ちドローン》を2度にわたりアンタップし、大量のダメージを飛ばしたりといったことを実現したのだ(少し考えれば、この動きの恐ろしさが分かっていただけるだろう)。「点数で見たマナ・コスト」という要素を踏みにじる《コジレックの伝令》が、この週末のトップ5カード入りを果たしたのだった。



第3位:《龍王オジュタイ》

「エスパー・ドラゴン」は今大会で最も人気を集めたデッキのひとつとなり、結果的に決勝ラウンドでも最も多く採用されたデッキとなった。このデッキが他のコントロール戦略と大きく異なるのは、防御から攻撃に転じたときの異常なまでの速さだ。様々なデッキが、このデッキを打ち倒すために《見えざるものの熟達》や《前哨地の包囲》、あるいは《死霧の猛禽》と《棲み家の防御者》の「大変異」パッケージで挑みかかった。しかしそのたびに、《龍王オジュタイ》は彼らの試みがいかに誤ったものであるのかを厳しく教え諭すのであった。



第2位:《強大化》+《ティムールの激闘》

 今大会では、291人のプレイヤーのうち実に50人が「アタルカ・レッド」を手に戦った。このデッキと対峙する際にタップ・アウトの状態になれば、常に突然の死を迎える危険がある。この週末最も多く使用されたこのデッキは、メタゲームを大きく左右する存在だった――デッキを構築する際には必ず、このデッキと当たることを想定しなければならないほどだった。そんな「アタルカ・レッド」の核となるのが、《強大化》と《ティムールの激闘》のコンボだ。これに速攻を持つクリーチャーが組み合わされば、突如として驚異的なダメージが生み出されるのだ。



第1位:《集合した中隊》

 今大会、《集合した中隊》は様々な「先祖の結集」デッキやアグレッシブな「ティムール」デッキに採用され、「ぎっしりと身の詰まったもの」であることを証明した。27体のクリーチャーを擁する「先祖の結集」デッキでは86%の確率でクリーチャーを2体展開することに成功し、22体の「ティムール」でも74%の確率で成功した。空いた盤面に突撃したら2体のクリーチャーが襲いかかってくるなど、対戦相手にとって悪夢以外の何物でもないだろう。成功するにせよ失敗するにせよ、そんな「おいしい」手を逃すわけにはいかないね?


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