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Photo Blog: Round 1 - 2011年世界選手権開幕!

Photo Blog: Round 1 - 2011年世界選手権開幕!

By Takeshi Miyasaka


 一年間トッププロたちがしのぎを削ってきた 2011 年のプロイベントは、この世界選手権でシーズンを終える。今年の最優秀選手を決めるプレイヤーレースは、前週のグランプリ・サンディエゴを迎えるまでは混戦模様だったが、暫定首位のオーウェン・タータンヴァルドが今年 8 度目のトップ 8 入りを果たして、団子状態から一歩抜け出している。しかし、後を追うほかのプレイヤーたちも、この世界選手権の結果次第では 2011 年最優秀選手を勝ち取ることができる一にいる。すなわち、目指すべきは、世界王者の椅子。

 一回戦開始前に、世界選手権の参加選手たちを一同に集めて開会式が催された。各国のチャンピオンが自国の国旗を掲げて入場する。舞台の上にずらりと世界各地の国旗が並ぶ様は壮観で、マジック:ザ・ギャザリングというゲームが国境を越えて愛されていることを実感するシーンだ。

flags

 そして、今年殿堂入りを果たした3人の表彰式へ。スティーブン・オマホニー・シュワルツ、アントン・ヨンソン、中村 修平の三者がそれぞれの紹介ビデオと、盛大な拍手を伴って表彰台へ招かれ、彼らの偉大なる功績を称えて特製のリングが贈られた。

殿堂選手たち


 開会式を終えて興奮冷めやらぬ中、一回戦の組み合わせが発表されて、選手たちが戦いの舞台へと赴いていく。開会式を催したステージがフィーチャーエリアへと姿を変えていく施工の様子を横目に、筆者も戦いの舞台へと繰り出し、選手たちの戦っている姿を追った。

 殿堂者たちはそれぞれ贈られたリングを身につけて、正装のまま最初の対戦相手を迎えている。彼らの対戦相手は、殿堂入りを果たした彼らを称える言葉をかけ、自身のデッキをシャッフルしていた。

Steven OMS
Anton
中村修平

 彼らの姿をファインダーにおさめた筆者は、そのままゲームが行われている対戦エリアをしばし巡回し、日本人プレイヤーたちの姿を探した。


角岡vsカーステン

 プロツアー・名古屋のファイナリスト角岡 利幸は、殿堂選手フランク・カーステンと対峙していた。この大物を相手に角岡はシークレットテクを炸裂させ、ストレートで下している。

中島vs彌永

 プロツアー・フィラデルフィア トップ4の中島 主税は、マジックオンライン・チャンピオンシップに出場する彌永 淳也と日本人対決をしていた。今回の世界選手権に日本人は35人も参加しており、参加者のおよそ一割が日本勢。同国対決はあちこちで見かける光景となるだろう。

伊藤vs玉田

 ほかにも日本人対決はないかと探してみれば、構築劇場でファンたちのハートをがっちりキャッチし続けている伊藤 敦は、昨年の日本代表選手玉田 遼一と対戦中だった。

猪野vs藤田

 同じテーブルの向こう側に、猪野 健太郎と藤田 剛史の姿を見かけた。

森田vsジュザ

 最近生活拠点を関東へ移した森田 雅彦は、中村修平の盟友にして先のグランプリ・広島のチャンピオン・マーティン・ジュザと対戦中。日本でグランプリが開かれていれば、間違いなくフィーチャーマッチに選ばれていただろう。

鍛冶友浩

梅咲直瑛

 そのグランプリ・広島でジャッジあるいはライターという裏方として活動していた梅咲 直瑛と鍛冶 友浩は、それぞれ世界選手権では選手として参加していた。これからもプレイヤーもスタッフも楽しむことを続けて欲しい。

十文字vsリバート

 高レーティングによって招待された十文字 諒は、ゆえにこの世界選手権が初めてのプロツアー参加となった。十文字のプロツアー最初の対戦相手はマリーン・リバート。いきなり世界選手権の洗礼を受けていた。

八十岡&三原

 二度目の戴冠を目指してプレイヤーレースで逆転を狙う八十岡 翔太と、日本代表の精神的支柱・元世界王者の三原 槙仁が隣同士で並んでいる姿をとらえた。

石田龍一郎

 そして、日本チャンピオンとして日の丸を掲げて入場した石田 龍一郎。
 石田、藤本 知也、三原の三者が日本代表であり、彼らの個人成績と4戦ある団体戦の合計ポイントによって、国別対抗戦の行方が決まる。彼らが目指すは、個人、団体による最終日である。

ジャッジ

 彼ら選手たちの戦いをフェアな目で見守るジャッジたち。筆者が彼らの元を訪れたときは、一回戦開始時に集めたデッキリストのチェックに追われている最中だった。彼らの力なくして、世界選手権というイベントは成り立たない。世界選手権に参加できるジャッジは、多くの公募から選りすぐられた者だけとなる。彼らにとっても、世界選手権とは大舞台なのだ。


 三日間、18 回戦に及ぶ世界選手権はいま始まったばかり。これから繰り広げられるドラマのいくつかを、みなさんのお手元に観戦記事としてお届けできれば幸いである。

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